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J-GLOBAL ID：201502217346620381   整理番号：15A1050184

エコ・エフィシエンシーの制度化と環境会計の役割

著者 (1件)： 東田明 (名城大 経営)
資料名： 名城大学総合研究所紀要  (Bulletin of Research Institute of Meijo University)
号： 20  ページ： 81-84  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： L6402A  ISSN： 1344-8099  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 貨幣情報と物量情報の両方を取り扱う環境会計が,企業の環境経営の推進において,意思決定と業績評価の両方において重要な役割を果たすことを念頭に,継続的に環境会計手法を活用している企業の事例研究から,環境会計が社内で制度化するプロセスを考察した。エコ・エフィシエンシー(サステナビリティ)を目指す経済活動と環境活動の統合の概念を組織に浸透させ,制度化するプロセスを,理念,ディスコース(言説),コントロール技術の3要素からなるモデルに基づき,自動車部品メーカーで事例研究を行い,経済活動と環境活動の調和に対する認識,マテリアルフローコスト会計による生産管理手法による評価・見える化手法の確立等を通して,環境会計が制度化されたプロセスを示した。組織の思考様式あるいはロジックが社会の要請に応じて変化する組織要因を今後の課題とした。

シソーラス用語： *環境保全 ,  環境管理 ,  企業会計 ,  経営管理 ,  *事例研究 ,  行動 ,  *経営理念 ,  生産管理 ,  可視化 ,  原価計算
準シソーラス用語： サステイナビリティ ,  マテリアルフロー ,  *マテリアルフローコスト会計 ,  ロジック ,  *環境会計 ,  *環境活動 ,  *環境経営 ,  *環境効率 ,  *環境理念 ,  *経済活動 ,  *見える化

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  生産に関する一般問題  (SA01050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 制度 ,  環境会計 ,  役割