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J-GLOBAL ID：201502217347192014   整理番号：15A1338916

オクタデシル誘導体化マクロ多孔性シリカ粒子を充填した分配試料回収/溶媒抽出カートリッジによる大気試料に含まれるセスキテルペン類の分析

Partitioning sample collection/solvent extraction cartridge packed with octadecyl-derivatized macroporous silica particles for the analysis of sesquiterpenes in air samples

著者 (7件)： UETA Ikuo (Dep. of Applied Chemistry, Univ. of Yamanashi, Takeda, Kofu, JPN) ,  ONIKATA Moe (Dep. of Applied Chemistry, Univ. of Yamanashi, Takeda, Kofu, JPN) ,  MOCHIZUKI Suguru (Dep. of Applied Chemistry, Univ. of Yamanashi, Takeda, Kofu, JPN) ,  FUJIMURA Koji (Shinwa Chemical Industries Ltd, Fushimi-ku, Kyoto, JPN) ,  SASAKI Tomohiro (HORIBA STEC, Co. Ltd., Kamitoba, Minami-ku, Kyoto, JPN) ,  AOKI Junji (HORIBA STEC, Co. Ltd., Kamitoba, Minami-ku, Kyoto, JPN) ,  MAEDA Tsuneaki (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Umezono, Tsukuba, JPN)
資料名： Journal of Separation Science  (Journal of Separation Science)
巻： 38  号： 22  ページ： 3891-3896  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： A0139B  ISSN： 1615-9306  CODEN： JSSCCJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抽出媒体への目的分析試料の分配を基礎とした新規サンプリングデバイスを開発し,大気試料に含まれるセスキテルペン類を定量した。比表面積が2.0m²/gの特注マクロ多孔性シリカに化学的誘導体化により抽出媒体を調製した。大気とC₁₈結合相間でのセスキテルペン類分配を基礎として,試料抽出の優位性を生かし,抽出された分析対象成分を少量の脱着溶媒により迅速,定量的に溶離し,次いで,GC-MSにて分析した。試料体積や操作温度のような実験条件を系統的に評価した。最適化条件において,抽出された分析対象成分の溶離を全ての評価されたセスキテルペン類に対して5mLのアセトンにより1分以内で完了でき,溶離効率は99.9%以上であった。開発したデバイスの応用可能性を針葉樹由来のセスキテルペン類の定量により確認した。大容量と高温での大気試料回収に対してデバイスのより進んだ改良が必要であるが,開発されたサンプリングデバイスの可能性を大気試料に含まれる微量な半揮発性有機化合物の定量により確認した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *GC-MS分析 ,  *抽出 ,  分配平衡 ,  *セスキテルペン ,  多孔性 ,  *試料調製 ,  *大気化学 ,  揮発性有機化合物 ,  *固相抽出 ,  吸着剤 ,  マツ科 ,  針葉樹
準シソーラス用語： マクロ多孔性 ,  多孔性シリカ膜 ,  半揮発性有機化合物 ,  ヒマラヤスギ属

分類 (3件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (10件)： 誘導体化 ,  マクロ多孔性 ,  シリカ粒子 ,  分配 ,  試料 ,  溶媒抽出 ,  カートリッジ ,  大気 ,  セスキテルペン類 ,  分析