文献
J-GLOBAL ID:201502217348678255   整理番号:15A0877666

遺伝毒性発癌物質検出用のin vivo齧歯類アルカリ性コメットアッセイ国際検証結果:JaCVAM主導下でのフェーズ4検証試験の第二段階における1,2-ジブロモエタン,p-アニシジン,およびアントラニル酸の個別データ

Results of the International Validation of the in vivo rodent alkaline comet assay for the detection of genotoxic carcinogens: Individual data for 1,2-dibromoethane, p-anisidine, and o-anthranilic acid in the 2nd step of the 4th phase Validation Study under the JaCVAM initiative
著者 (8件):
資料名:
巻: 786-788  ページ: 144-150  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W2380A  ISSN: 1383-5718  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
代替法検証のための日本センター(JaCVAM)主導in vivoラットアルカリコメットアッセイ国際検証研究の一部として,遺伝毒性発癌物質の検出に対するコメットアッセイの有効性を調べるために,1,2-ジブロモエタン(DBE),p-アニシジン(ASD),およびアントラニル酸(ANT)を検討した。3つの被験化合物それぞれを,試料調製前48,24,3時間に強制経口投与により,1群当たり5匹の雄Sprague-Dawleyラットに投与した。単一細胞を最終投与後3時間に肝臓および胃腺から採取し,これら2つの器官由来の調製試料をアルカリ性条件(pH>13)下で電気泳動に供した。コメットテイル部におけるDNA強度比率を,画像分析システムを使用して評価した。小核(MN)試験をまた,3つの被験化合物を用いて,コメットアッセイ,すなわち,コメットアッセイとBM MN試験との組み合わせ研究で使用したものと同じ動物から採取した骨髄(BM)細胞により実施した。遺伝毒性(Ames陽性)齧歯類発癌性物質DBEは,本研究でコメットアッセイにより陽性の結果であり,一方,遺伝毒性(Ames陽性)非発癌物質ASDと非遺伝毒性(Ames陰性)非発癌物質ANTはコメットアッセイで陰性の結果を示した。3つの化合物すべてがBM MN試験で陰性の結果であった。本研究におけるコメットアッセイの所見は3つの被験化合物の齧歯類発癌性試験から得たものと一致していたが,DBEに対するコメットアッセイ陽性の結果を,特に有意義にするために,この化合物がBM MN試験で陰性の結果を生じたことを考慮する。したがってコメットアッセイとBM MN試験の組み合わせ研究はBM,MNアッセイだけでは検出されない遺伝毒性発癌物質を検出する有用な方法である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発癌機序・因子  ,  化学物質の毒性一般  ,  生物科学研究法一般  ,  動物に対する影響 
タイトルに関連する用語 (11件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る