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J-GLOBAL ID:201502217363830284   整理番号:15A0846050

デンマークの集約的ブタ生産における保育ブタ由来の共生大腸菌の遺伝的関連性および遺伝的に異なる株の分子特性

Genetic relatedness of commensal Escherichia coli from nursery pigs in intensive pig production in Denmark and molecular characterization of genetically different strains
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巻: 119  号:ページ: 342-353  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:デンマークの集約的生産における保育ブタ由来の共生大腸菌の遺伝的関連性および病原性と抗生物質耐性遺伝子の存在について調べた。方法と結果:5個所の集約的デンマークブタの養豚場由来の培養糞便試料(n=4匹のブタ)から無作為に選択した1000株の大腸菌の遺伝的多様性を,反復遺伝子外パリンドローム-PCR(REP-PCR)により解析し,42のユニークなREPプロファイルを検出した(類似度<92%)。一つのプロファイルが優勢であった(株の67.2%)が,共生大腸菌の多様性は農場により異なっていた。農場あたり8~21の間の異なるプロファイルを検出した。各REP-プロファイルを表す3株のうちの1株を,多遺伝子座タイピング方式タイピングのみならず,抗菌性と病原性遺伝子の存在およびマイクロアレイ解析による血清型により特徴付けた。42のREP-プロファイルは,最も一般的で10のREP-プロファイルを包含するST10を含む22の異なる配列型(ST)に分類された。耐性遺伝子と病原性遺伝子を,大部分の分離株から検出した。AmpC-βラクタマーゼとキノロン耐性をコードする遺伝子を,それぞれ1~3株の分離株で検出した。毒素産生遺伝子は,20の分離株で観察された。結論:低い遺伝的多様性を,デンマークの保育ブタ由来の共生腸内大腸菌から検出した。REP-プロファイル,ST型と抵抗/病原性パターンの間での関連性はなかった。研究の意義と影響:以上は,デンマークの集約的なブタ生産のブタ由来の共生大腸菌の遺伝的変異を分析する初の研究であった。より高い多様性の傾向が,他の抗菌剤の非存在下で酸化亜鉛のみで処理したた保育ブタでみられた。大腸菌の病原性サブグループに対し,病原性と抗生物質耐性遺伝子を拡散させる可能性を有する株が,広範囲であることが判明した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生態  ,  細菌による動物の伝染病  ,  遺伝子の構造と化学  ,  豚 

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