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J-GLOBAL ID：201502217375057652   整理番号：15A0691098

減圧膜蒸留法を用いた再利用のための半鹹水処理

Brackish water treatment for reuse using vacuum membrane distillation process

著者 (3件)： SIVAKUMAR Muttucumaru (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  RAMEZANIANPOUR Mohammad (Univ. Wollongong, NSW, AUS) ,  O’HALLORAN Glen (Univ. Wollongong, NSW, AUS)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 15  号： 2  ページ： 362-369  発行年： 2015年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 様々なタイプの半鹹水の脱塩に対するVMD(減圧膜蒸留法)の重要性を示すため実験室実験を行った。様々な運転条件の流束率と比エネルギー消費量に及ぼす影響を測定した。検討した操作変数のうち,真空圧が最も重要なパラメータであり,ついで,給水温度,給水流速,及び塩分濃度であった。実験の流束を理論値と比較した。概して,Knudsen型拡散モデルを用いた理論的予測は実験的観測値と良く一致した。更に,より高い減圧度が流束の増加に有利であった。比エネルギー消費は給水流速の増加に影響されなかった。しかし,温度の上昇は主に給水加熱のため,比エネルギー消費を上昇させた。もし,VMD法が持続可能であるためには,太陽エネルギーのような再生可能エネルギーの利用が推奨される。実験結果は,VMD法は様々な塩水,半鹹水及び汚染原水から脱塩・蒸留水を生産できることを示した。試験した各原水について,スケール形成あるいは粒子沈着のため,~6±0.6%の流束低下があった。

シソーラス用語： *半鹹水 ,  伝熱 ,  物質移動 ,  *水の再利用 ,  エネルギー消費
準シソーラス用語： 熱移動 ,  疎水性膜 ,  *減圧膜蒸留法

分類 (2件)： 用水の物理的処理  (SC02030T) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 減圧 ,  膜蒸留 ,  半鹹水