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J-GLOBAL ID:201502217383949237   整理番号:15A1281174

不安と恐怖のトップダウン制御を媒介する扁桃体基底内側部

Basomedial amygdala mediates top-down control of anxiety and fear
著者 (13件):
資料名:
巻: 527  号: 7577  ページ: 179-185  発行年: 2015年11月12日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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さまざまな精神疾患の中でも,不安が関連する症状は薬物療法が最も難しいが,認知療法に反応する。従って,内側前頭前野(mPFC)の認知制御領域から起こり,そうした症状に関連するトップダウン経路を明らかにすることに関心が集まっている。そうした経路が明らかになれば,情動の認知制御についての理解が進み,治療的介入の道が開ける可能性がある。過去の研究から,他の脳構造の亜領域と同様に,mPFCの背側と腹側の亜領域が恐怖に際して相反する作用を持つことが示唆されている。こうしたさまざまな可能性のうち,どれが正確な因果的トップダウン結合の標的かは,はっきりしていない。本論文では,マウス扁桃体の扁桃体基底内側部(BMA)が腹側mPFCの主要な標的であることを示す。BMAニューロンは,安全な環境と有害な環境とを識別しており,BMAが活性化すると恐怖関連のすくみ行動や高不安状態が軽減する。さらに,腹側mPFC-BMA間投射は,基底状態でもストレス誘発不安状態でも,不安状態や恐怖学習関連すくみ行動のトップダウン制御を行うことから,さまざまな状態と関連する新たなトップダウン行動調節経路の1つが明確になった。Copyright Nature Publishing Group 2016
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 
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