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J-GLOBAL ID:201502217398743006   整理番号:15A0478073

ヒトNek1,Nek6とNek7に対するキナーゼ阻害剤プロファイルおよび阻害剤特異性に対する構造的基礎の分析

Kinase Inhibitor Profile for Human Nek1, Nek6, and Nek7 and Analysis of the Structural Basis for Inhibitor Specificity
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: WEB ONLY 1176-1191  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒトNekは,細胞周期進行および細胞分裂と関係した保存された蛋白質キナーゼファミリーであり,癌および他の病理の治療に対する可能性のある薬剤標的と考えられている。活性化ループ変異キナーゼhNek1,hNek2,野生型hNek7および異なる活性化/リン酸化状態の5種類のhNek6をスクリーニングし,それらを,熱シフト変性を用い,85種類の化合物に対し比較した。有意なTmシフトを示す3種類の化合物:hNek1(Δ262~1258)-(T162A)に対するJNK阻害剤II,hNek6(S206A)に対するイソグラヌラチミドおよびhNek7wtに対するGSK-3阻害剤XIIIを同定した。これら化合物の各々は,少なくとも25%のキナーゼ活性低下により検証した。これら化合物に対する結合部位は,それぞれのhNekのATP結合部位でin silicoドッキングにより同定した。可能性のある阻害剤は,最初に熱シフト分析によりスクリーニングし,キナーゼ分析により効果的に試験し,最後に分子ドッキングにより分析した。所見は,hNek1およびhNek6に対するATP拮抗阻害の考えを裏付け,GSK-3阻害剤XIIIに関するhNek7に対する新しい非拮抗阻害を示した。結果は,我々の方法が有望な,一般的と特異的なhNek阻害剤候補の発見に有用であることを示し,これはより強力で,選択的な阻害剤をデザインする足場としても機能する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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薬物の構造活性相関  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  計算機シミュレーション 
物質索引 (1件):
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