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J-GLOBAL ID：201502217406264563   整理番号：15A1268599

ナトリウムイオン電池のカソード材料としてのNa_0.72CoO₂の構造と電気化学的特性

Structural and electrochemical properties of Na_0.72CoO₂ as cathode material for sodium-ion batteries

著者 (5件)： BASTER Dominika (AGH Univ. of Sci. and Technol., Fac. of Energy and Fuels, al. Mickiewicza 30, 30-059, Krakow, POL) ,  MAZIARZ Wojciech (Inst. of Metallurgy and Materials Sci. of the Polish Acad. of Sciences, ul. Reymonta 25, 30-059, Krakow, POL) ,  SWIERCZEK Konrad (AGH Univ. of Sci. and Technol., Fac. of Energy and Fuels, al. Mickiewicza 30, 30-059, Krakow, POL) ,  STOKLOSA Andrzej (Cracow Univ. of Technol., Fac. of Chemical Engineering and Technol., ul. Warszawska 24, 31-155, Krakow, POL) ,  MOLENDA Janina (AGH Univ. of Sci. and Technol., Fac. of Energy and Fuels, al. Mickiewicza 30, 30-059, Krakow, POL)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 19  号： 12  ページ： 3605-3612  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,Na_0.72CoO₂カソード材料の構造を,温度の関数(13~1073K)として研究した結果を提出する。それとともに,詳細な透過型顕微鏡検査,電流速度依存性充放電特性を示す電気化学的特性の検討,さらにボルタンメトリー試験の結果も提出する。P2型(p6₃/mmc)Na_0.72CoO₂の熱膨張は,a-軸およびc-軸方向により異なることを発見した。ミクロ構造の検討の結果,合成コバルト酸ナトリムは小平板状の粒子であることが示された。一方詳細な透過顕微鏡の測定の結果,幾分乱れた原子配置を持った層状領域も併存することが示唆された。より高い電流密度において,Na/Na⁺/Na_xCoO₂充放電カーブの特徴的な平坦部分が減少し,ナトリウム濃度への電圧依存性が滑らかになった。炭素添加物の無いカソードで行った電気化学的テストの結果,このような添加物が最初のチャージの間の電気化学的挙動にかなり影響を与えることが示された。更に行ったボルタンメトリー研究により9個の特徴的なアノードおよびカソードピークが存在し,電池の充放電の間に観測される平坦部分によく相応することが確認された。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *二次電池 ,  *電極材料 ,  *コバルト化合物 ,  *酸素酸 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電気特性 ,  ボルタンメトリー ,  熱膨張
準シソーラス用語： *コバルト酸 ,  *ナトリウムイオン電池 ,  充放電特性 ,  *カソード材料

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナトリウムイオン電池 ,  カソード材料 ,  電気化学的特性