文献
J-GLOBAL ID:201502217417888771   整理番号:15A1106700

周年放牧肥育技術により飼養された褐毛和種および黒毛和種去勢雄牛の増体量と血液性状の特徴

著者 (4件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 273-283  発行年: 2015年09月30日 
JST資料番号: L2633A  ISSN: 2185-081X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
離乳後の褐毛和種去勢雄牛3頭および黒毛和種去勢雄牛3頭を用いて,‘周年放牧肥育技術’で飼養し増体量と血液性状を調査した。夏期はパリセードグラス放牧地を,冬期はイタリアンライグラス放牧地を利用し,補助飼料としてトウモロコシサイレージ,麦焼酎粕濃縮液,イタリアンライグラス乾草ならびに食塩を給与し,国産飼料自給率は100%であった。周年放牧に要した面積(7牧区の合計)は54.2a/頭であり,平均滞牧日数は22日間で推移した。周年放牧肥育牛の体重増加は平均1日当たり褐毛和種0.83kg/日および黒毛和種0.65kg/日であり,平均出荷日齢および平均出荷時体重は褐毛和種848日齢および747kg,黒毛和種862日齢および629kgであった。また,周年放牧肥育期間中における供試牛の血液性状は品種間で一定の相違は見られなかったが,尿素窒素および総コレステロール濃度などは季節間で相違を有することが明らかになり,特に冬期における供試牛の高い尿素窒素濃度はイタリアンライグラス放牧草における粗蛋白質含量の高さに影響を受けたと考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
牛  ,  飼養管理 
引用文献 (16件):
  • 服部育男,佐藤健次,鈴木知之,神谷 充,加藤直樹.\n2010a.原料および産出時期が焼酎粕濃縮液の飼\n料成分に及ぼす影響.日本暖地畜産学会報,53:\n175-181.
  • 服部育男,鈴木知之,神谷 充,佐藤健次,加藤直樹.\n2010b.焼酎粕濃縮液の混合が発酵TMR の発酵\n品質と乾物回収率に及ぼす影響.日本草地学会誌,\n55:297-301.
  • 日高 智,岩谷 渡,松長延吉,左 久.1997.肝膿瘍お\nよび合併症がホルスタイン種去勢肥育牛の枝肉\n格付成績に及ぼす影響.北海道畜産学会報,39:\n25-30.
  • 神谷裕子,野中最子,田中正仁,神谷 充,服部育\n男,林 義朗,板谷真積,西岡俊一郎,浜本 修.\n2013.ウシにおける麦焼酎粕濃縮液の栄養価.日\n本暖地畜産学会報,56:171-174.
  • 金子 真,中村好德,山田明央.2014.刈取りの高さ\nおよび間隔が無出穂気候帯における夏作一年草と\nしてのパリセードグラス(Brachiaria brizantha\ncv. MG5)の乾物生産に及ぼす影響.日本暖地畜\n産学会報,57:49-52.
もっと見る

前のページに戻る