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J-GLOBAL ID：201502217437675995   整理番号：15A0895402

酸化還元切換え可能金属結合ユニットとしてのルテニウム炭素リッチ錯体

Ruthenium Carbon-Rich Complexes as Redox Switchable Metal Coupling Units

著者 (6件)： DI PIAZZA Emmanuel (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  MERHI Areej (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  NOREL Lucie (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  CHOUA Sylvie (Univ. de Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  TUREK Philippe (Univ. de Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  RIGAUT Stephane (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 54  号： 13  ページ： 6347-6355  発行年： 2015年07月06日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： EPRを用いて1つのニトロニルニトロキシド又はベルダジルラジカル(R)を有する錯体[C₆H₅-C≡C-Ru(dppe)₂-C≡C-R]では,遷移金属炭素リッチユニットの一電子酸化で,ニトロニルニトロキシドとベルダジルラジカルについてそれぞれ約2及び4cm^-1の2つのスピンキャリア間に反強磁性スピン配列を生じることが分かった。反磁性[Ru(dppe)₂(-C≡C-R)₂]系は2つの離れたラジカルユニット,すなわちニトロニルニトロキシド(-2cm^-1)又は2つのベルダジルラジカル(-4cm^-1)間に同様の磁気結合をつくることができる。金属磁気結合ユニットへの付加的スピンユニットの導入で,酸化がこれら相互作用の低下又は切換えにつながった。

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  *芳香族化合物 ,  *有機リン化合物 ,  *ESR【磁気共鳴】 ,  *ニトロキシド ,  *窒素複素環化合物 ,  *アセチレン化合物 ,  *芳香族炭化水素 ,  酸化 ,  反強磁性 ,  スピン整列 ,  反磁性 ,  *電磁結合 ,  赤外スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  紫外可視吸収スペクトル
準シソーラス用語： *EPR【磁気共鳴】 ,  スピン配列 ,  *テトラジン類 ,  *ニトロニルニトロキシド類 ,  一電子酸化 ,  *磁気結合

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  その他の3ヘテロ原子以上の六員複素環化合物  (CF07108D) ,  錯体のEPR  (BM07025L)

物質索引 (4件)： dppe ,  フェニルアセチレン ,  [6-(4-エチニルフェニル)-2,4-ジメチル-3-オキソ-1,2,3,4-テトラヒドロ-1,2,4,5-テトラジン-1-イル]ラジカル ,  [[2-(4-エチニルフェニル)-4,4,5,5-テトラメチル-2-イミダゾリン3-オキシド]-1-イルオキシ]ラジカル

タイトルに関連する用語 (6件)： 酸化還元 ,  切換え ,  金属結合 ,  ルテニウム ,  炭素 ,  錯体