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J-GLOBAL ID：201502217442208874   整理番号：15A0940718

大気系内の平らな表面への球形粒子の付着における静電荷の役割

The role of electrostatic charge in the adhesion of spherical particles onto planar surfaces in atmospheric systems

著者 (4件)： KWEON Hyojin (Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332-0373, USA) ,  YIACOUMI Sotira (Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332-0373, USA) ,  TSOURIS Costas (Georgia Inst. of Technol., Atlanta, Georgia 30332-0373, USA) ,  TSOURIS Costas (Oak Ridge National Lab., Oak Ridge, Tennessee 37831-6181, USA)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 481  ページ： 583-590  発行年： 2015年09月20日 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子間力顕微鏡法を用いて大気系内の球形粒子と平らな表面との間の付着力に対する静電荷の影響を調べた。電気バイアスを印加して表面電荷を変化させ,強い正のバイアスを粒子に印加するほど強い全付着力を誘起することを見いだした。バイアスの変化への系の感度は表面電荷密度に依存した。粒径が大きくなると静電力の寄与は減少し,毛管力が全付着力の主成分となった。全付着力への,および特に静電力の寄与への水吸着の影響は相互作用表面の疎水性に依存した。親水性表面の場合,水吸着は表面電荷を弱めるかまたは表面電位の影響を遮蔽するかであった。過剰量の吸着水は表面電荷漏れに経路を提供し,表面電荷漏れは静電力を相殺し,付着力を低下させる可能性があった。理論計算した力は高度に局所化した表面電位を有する雲母を除けば測定した付着力と同程度であった。本研究の結果から大気系内の帯電コロイド粒子の挙動についての情報が得られた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粒子 ,  *表面 ,  *付着力 ,  *表面電荷 ,  *密度 ,  毛管力 ,  水 ,  吸着 ,  疎水性 ,  親水性
準シソーラス用語： 球形粒子 ,  静電力 ,  表面電荷密度

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大気 ,  球形粒子 ,  静電荷 ,  役割