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J-GLOBAL ID:201502217443613984   整理番号:15A0610019

東日本大震災において活用された個人識別技術-遺体の身元確認はいかにして行われたか,今後どのような研究開発が求められるか-

Techniques for Human Identification Used in the Great East Japan Earthquake-How were victims identified? What are future research challenges?-
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巻: 114  号: 521(PRMU2014 159-200)  ページ: 47-52  発行年: 2015年03月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本講演で議論する「遺体の個人識別(身元確認)」は,学術的には法医学が取り扱うべき問題である。しかし,技術的には生体認証やパターン認識の問題とも密接に関連している。本講演では,まず,東日本大震災における犠牲者の身元確認,とりわけ,歯科的個人識別における情報技術の活用の実際について紹介する。筆者らの研究グループでは,震災以前から,法医学的な個人識別を支援するために,歯科X線画像の自動照合技術を研究開発してきた。その経緯もあり,東日本大震災の犠牲者の身元確認のために,警察および歯科医師会に対して全面的な協力を行ってきた。これらの取り組みの中で,以前より開発を進めてきた歯科X線画像照合技術を活用しようとする試みに関しては,大きな挫折を味わうことになった。震災の現場で,なぜ本技術がうまく活用できなかったのだろうか。本講演では,極限状態にある身元確認の現場で,想定通りに機能しなかった技術の例から学ぶことのできる教訓についてお話ししたい。いずれにしても,これまで主として法医学の分野で取り扱われてきた個人識別の課題に対して,生体認証やパターン認識の最先端の研究成果が適用された場合のインパクトは大きい。社会的意義も大きく,学術的なフロンティアであることから,関連分野の現状をお伝えしたい。(著者抄録)
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