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J-GLOBAL ID：201502217469152994   整理番号：15A1000294

ロジウム錯体による六フッ化硫黄の接触分解

Catalytic Degradation of Sulfur Hexafluoride by Rhodium Complexes

著者 (2件)： ZAMOSTNA Lada (Dep. of Chemistry, Humboldt-Universitaet zu Berlin, Brook-Taylor-Strasse 2, 12489 Berlin (Germany)) ,  BRAUN Thomas (Dep. of Chemistry, Humboldt-Universitaet zu Berlin, Brook-Taylor-Strasse 2, 12489 Berlin (Germany). ...)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 54  号： 36  ページ： 10652-10656  発行年： 2015年09月01日 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SF₆の分解のための安全で効率的な方法の開発は現在,環境面での興味がある。それはSF₆が最も強力な温室効果ガスのひとつだからである。SF₆は熱的にも化学的にも非常に不活性であり,そのためいろいろな工業的応用に利用されてきた。しかしこの不活性性により,その削減が非常に困難となっている。筆者らはロジウム錯体を前触媒として用いることによる均一相内のSF₆の接触分解過程について報告した。SF₆活性化反応は,穏和な反応条件,低触媒量,高選択性という特徴を有した。SF₆分子の硫黄原子およびフッ素原子を捕獲するために,ホスフィン類およびヒドロシラン類を用い,これによりSF₆から気体ではない無毒の化合物に選択的に変換することができた。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *接触分解 ,  *フッ化硫黄 ,  *ロジウム錯体 ,  温室効果ガス ,  *ロジウム触媒 ,  活性化 ,  選択性 ,  ヒドリド錯体 ,  陽子磁気共鳴 ,  リン31NMR ,  触媒調製 ,  脂肪族化合物 ,  有機リン化合物
準シソーラス用語： 六フッ化硫黄

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  有害ガス処理法  (SC04030H)

物質索引 (3件)： トリエチルホスフィン ,  トリイソプロピルシラン ,  トリエチルシラン

タイトルに関連する用語 (3件)： ロジウム錯体 ,  フッ化硫黄 ,  接触分解