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J-GLOBAL ID:201502217481489708   整理番号:15A1398517

PAM認識の改変による黄色ブドウ球菌CRISPR-Cas9の標的範囲の拡大

Broadening the targeting range of Staphylococcus aureus CRISPR-Cas9 by modifying PAM recognition
著者 (10件):
資料名:
巻: 33  号: 12  ページ: 1293-1298  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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CRISPR-Cas9ヌクレアーゼはガイドRNAを利用して特定のDNA配列に作用するが,Cas9タンパク質によるPAM(protospacer adjacent motif)の認識も必要である。潜在的には,PAMが長いほどゲノム編集の特異性を向上させることができるが,Cas9オルソログが作用可能な配列の範囲が制限される。この制約を緩和する方法として,Cas9のPAM認識特異性を緩めることが考えられる。今回我々は,分子進化法を利用して黄色ブドウ球菌のCas9(SaCas9)のPAM(NNGRRT)を改変した。我々が発見したKKH SaCas9という変異体は,PAMがNN<span style=text-decoration:overline>N_</span>RRTの内在性ヒト標的部位で強力なゲノム編集活性を示し,SaCas9の標的範囲を約2~4倍に増加させた。GUIDE-seqにより,野生型およびKKH SaCas9がヒト細胞で誘導するオフターゲット効果はほぼ同数であることが明らかにされた。PAMの特異性を進化させる我々の方法は構造情報を必要としないため,さまざまなCas9オルソログに適用可能と考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2015
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分類 (3件):
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酵素生理  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現 

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