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J-GLOBAL ID:201502217505386751   整理番号:15A0851657

体液中のタンパク質の選択的取り出しと迅速検出のための再現性ある無標識バイオセンサー

Reproducible and label-free biosensor for the selective extraction and rapid detection of proteins in biological fluids
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号: June  ページ: 13:43 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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約34kDaの糖タンパク質ホルモン,エリスロポエチン(EPO)は,重要な造血成長因子で,主に腎臓で合成され,血流中の赤血球の数を制御する。現在の手のかかるEPO検出技術を改良した,敏感で迅速な組み換え型ヒトEPO(rHuEPO)検出ツールは,臨床およびスポーツ産業で大きな需要がある。高感度アプタマー機能化バイオセンサー(aptasensor)は,金基質(pAu/AuNS)上の金ナノ構造(AuNS)の制御された形成によって開発された。このaptasensorは,選択的にrHuEPOと結合するので,ウマの血漿からこの薬剤を取り出し,表面増強ラマン分光(SERS)によって検出するために使用された。強いシグナル増強は,pAu/AuNS基質表面上の,ナノ構造間のナノギャプ分離,ホットスポットの高密度,および高分布のため生じた。ラマン検出のための広領域照明(WAI)セッティングによって,150 SERS測定を越える4.92%という低いRSDが達成された。この新しいバイオセンサーの高い再現性は,この分野におけるこの技術の使用を妨げている,SERSシグナルの一貫性のなさという深刻な問題に立ち向かうものである。このWAIセッティングは,携帯式ラマン装置でも可能である。したがって,体液からrHuEPOを選択的に取り出すために,この新しいaptasensorを使用でき,続いて,SERSに基づく携帯式ラマン分光計を用いて現場でタンパク質を検出できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  生物物理的研究法 

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