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J-GLOBAL ID:201502217511996951   整理番号:15A0556823

免疫優勢T細胞エピトープペプチドの経口投与マウスモデルにおける牛乳タンパク質アレルギー作用

Effects of orally administered immunodominant T-cell epitope peptides on cow’s milk protein allergy in a mouse model
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  ページ: 126-131  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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免疫優勢T細胞エピトープは,卵と花粉アレルギーへの経口免疫寛容を誘導することが報告されている。しかしながら,免疫優勢T細胞エピトープの牛乳アレルギーへの効果の発揮ついては知られていない。本研究では,βーラクトグロブリン(BLG)の2つの優勢エピトープを前感作させたBalb/cマウスに用いた。3週齢のメスのマウスを無作為に4つの実験群に割り当てた(n=18/群)。4週齢のマウスへの3週間のミョウバンの投与と同様に,腹腔内(i.p.)へのBLGの投与を毎週行なって3週間で感作させた。最終感作1週間後に,T細胞優勢ペプチドのマウスへの胃管栄養を4週間行なった(1mg/マウス/日および3日/週)。マウスへのBLGの経口試験後,臨床的および免疫学的な要因を研究した。未処理の対照マウスに比較して,いずれのペプチド投与群も低い過敏症点数で直腸温度は不変だったが,BLG特異的血清免疫グロブリン水準と制御性T細胞数は類似していた。本治療研究に用いた2つのT細胞優勢ペプチドは,BLG感作マウスでのCD25+Foxp3+制御性T細胞の誘導とアレルゲン特異的な系統分類指標を低減できなかった。しかしながら,ペプチド投与マウスでは,アレルギー反応の臨床的前兆が緩和された。これらのペプチドのアレルギー改善作用を解明するには,制御性T細胞が介在する寛容だけではなく,IgGとB細胞および他のT細胞誘導寛容形成の機構についてのさらなる研究が必要である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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実験用生物  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般  ,  免疫反応一般  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 

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