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J-GLOBAL ID：201502217519189622   整理番号：15A0814764

Delia radicumによる外寄生レベルに差次的に影響するアブラナ科植物の圃場および実験室選択

Field and laboratory selection of brassicaceous plants that differentially affect infestation levels by Delia radicum

著者 (7件)： KERGUNTEUIL A. ,  CORTESERO A. M. ,  CHAMINADE V. ,  DOURLOT S. ,  PATY C. ,  LE RALEC A. ,  DUGRAVOT S.
資料名： Journal of Applied Entomology  (Journal of Applied Entomology)
巻： 139  号： 7  ページ： 487-495  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： B0584A  ISSN： 0931-2048  CODEN： ZANEAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかの植物形質は植物-昆虫の相互作用を制御し,それらの食餌特殊化の程度に基づく植食性昆虫の宿主域を形づくる。植物の種多様性が植食性外寄生にどのように影響するのか理解することは,代替農作物保護戦略の開発にとって興味深い。有害生物防除で,植物の適切な選択は圃場スケールでの害虫分布を改良することができる。キャベツ根ハエのDelia radicumに対する「プッシュプル」戦略を開発するために,どの植物が対比された害虫外寄生レベルを示すのかについて調べ,たまご捕食行動に及ぼすそれらの影響を評価する圃場試験を実施した。圃場試験から,圃場におけるキャベツ根ハエによるアブラナ科植物の外寄生レベルは植物遺伝子型および種によってかなり変化しうるが,捕食されたたまごの数のみが植物種によりわずかに影響を受けることが明らかとなった。実験室条件下で実施した嗅覚検査研究により,圃場で最高の数のたまごを保有する植物もかなり誘引的であることが明らかとなった。少なくとも部分的に,嗅覚刺激が圃場で観察された差次的外寄生レベルの原因となることが示唆された。「プッシュプル」で,天敵による植食動物防除を損なうことなくブロッコリ農作物でのキャベツ根ハエの再分布に,種々のアブラナ科植物を用いることが可能であることを,本稿は示した。加えて,外寄生レベルのための植物揮発性物質の重要性は,誘引性化合物の合成放出により増加した植物のトラップにおける情報化学物質的に支援された「プッシュプル」システムを開発するための可能性を示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *感染症 ,  *アブラナ科 ,  圃場 ,  実験室 ,  選択 ,  *ハナバエ科 ,  誘引作用 ,  有害生物防除 ,  耳鼻咽喉診断 ,  神経学的検査 ,  たまご
準シソーラス用語： *外寄生 ,  嗅覚検査

分類 (3件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  栽培的防除  (FC05020Q) ,  野菜  (FC03043X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 外寄生 ,  アブラナ科植物 ,  圃場 ,  実験室