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J-GLOBAL ID：201502217603084444   整理番号：15A0724205

熱電発電における発電システムの冷却効果

Effect of Cooling Thermoelectric Device for Low-Temperature Thermoelectric Generation

著者 (2件)： 石山俊彦 (八戸工大) ,  山田洋明 (山口大)
資料名： 電気学会家電・民生研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： HCA-15  号： 12-23  ページ： 49-52  発行年： 2015年05月28日 
JST資料番号： L8166A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熱電発電をウェアラブルデバイス用の電源として使用するために,熱電発電素子を冷却する効果について検討した。ウェアラブルデバイスでは効率的に熱をフィンに移動させることが重要で,冷却部への熱移動ができないと「熱リーク」が促進される問題がある。提案の方法は,予め冷却した熱電発電素子を使用するもので,室温よりも低い温度に冷却した熱電発電素子を使用して実験を行い,実験結果を検討するためのシミュレーションを行った。実験結果から,予め冷却した熱電発電素子を使用した場合,素子,フィンとも温度が上昇するが温度上昇が遅く,室温のものよりも熱電変換効率が低下するまでの時間が長くなるため大きな出力電圧が得られた。

シソーラス用語： *熱電発電 ,  *熱電素子 ,  効果 ,  入出力装置 ,  *フィン ,  伝熱 ,  昇温 ,  エネルギー変換 ,  *熱起電力 ,  解析
準シソーラス用語： *Seebeck効果 ,  ウェアラブルデバイス ,  エネルギーハーベスティング ,  温度上昇 ,  伝熱解析 ,  熱移動 ,  *冷却効果

分類 (2件)： 熱電発電,熱電子発電  (NB03080V) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

引用文献 (8件)：

• 堀越智 他:エネルギーハーベスティング,日刊工業新聞社(2014).
• 長尾昭一:"腕の動きで発電する腕時計「自動巻発電クオーツ」",日本機械学會誌,Vol.102(964),pp.121-123,(1999).
• 渡辺滋 他:"微小熱電発電素子を用いた腕時計の開発",日本機械学会 IIP2000 情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集,pp.103-104(2000).
• Y. Takefuji, "Known and unknown phenomena of nonlinear behaviors in the power harvesting mat and the transverse wave speaker", Proc. of international symposium on nonlinear theory and its applications, sept. 7-10 (2008).
• T. Ishiyama et al., " Energy Harvesting Technology for Self-contained Wireless Telemetry Using Thermoelectric Generators", Proc. 16th Int. Conf. Elec. Eng. (ICEE2010), PS-EH-03, July 11-14, (2010).

タイトルに関連する用語 (3件)： 熱電発電 ,  発電システム ,  冷却効果