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J-GLOBAL ID:201502217747185890   整理番号:15A1025084

形態学的および分子系統学的解析に基づくいくつかの日本産Stemphylium株の分類学的再検討

Taxonomic re-examination of several Japanese Stemphylium strains based on morphological and molecular phylogenetic analyses
著者 (11件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 358-367  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: L3961A  ISSN: 1345-2630  CODEN: NSBGAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本産植物病原菌として記録された多くのStemphylium種の大部分は,形態によって識別されてきた。4つの遺伝子座(rDNA-ITS,EF-1α,GPDおよびvmaA-vpsA)を組み合わせた分子系統解析を用いて,著者らは,日本のNIAS Genebankにおける供託の前か後に形態学的に識別された31種類のStemphylium株の分類を再検討した。本研究において,これらの日本産株を,3群(A群,C群およびE群)に分割した。16種類の日本産株は,無型または既存種の前型株を含む新たな部分群(部分群C2)を形成した。著者らの系統解析に基づき,4株は,正確に識別されてきて,一方,他の27株は,誤識別されてきたと考えられる。著者らは,各分岐群から選択した4つの代表的誤識別株の分生子形態を検査した。ネブカから分離した株の形態学的特性は,S. vesicarium型に似ているが,この株は,部分群C1よりもむしろ部分群C2に属し,したがって,種レベルで識別することができなかった。また,アスター,アスパラガスおよび中国チャイブから分離した3つの病原性株を,著者らの形態学的および系統学的組み合わせデータに基づき再識別した。著者らは,アスターごま葉枯病病原体をS. lycopersiciとして,そして,アスパラガスStemphyliumごま葉枯病および中国チャイブ茶葉枯病病原体をS. herbarumとする学名を提案する。Copyright 2015 The Phytopathological Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物分類学  ,  植物形態学・解剖学  ,  菌類による植物病害 
引用文献 (40件):
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