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J-GLOBAL ID：201502217801879518   整理番号：15A1310754

顕生代におけるグローバル炭素循環と大気 CO₂:数値シミュレーションによるアプローチ

The global carbon cycle and atmospheric CO₂ in the Phanerozoic: an approach by the numerical simulation

著者 (3件)： 柏木洋彦 (慶應義塾大学理工学部応用化学科) ,  柏木洋彦 (現在所属:一色国際特許業務法人) ,  鹿園直建 (慶應義塾大学理工学部応用化学科)
資料名： 岩石鉱物科学  (Japanese Magazine of Mineralogical and Petrological Sciences)
巻： 44  号： 5  ページ： 271-287 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0124B  ISSN： 1345-630X  CODEN： GKKABJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 数値シミュレーションによる大気CO₂濃度の推定はグローバル炭素循環モデルによって行われる。グローバル炭素循環モデルは岩石の風化作用や火成作用-変成作用を考慮して大気CO₂濃度を算出するものである。最近,この分野において「GEOCARB」と称されるタイプのモデルが発表された。このモデルは構成がシンプルでありながら,過去の大気CO₂濃度を比較的良好に再現出来る事が知られている。本稿では,このGEOCARBモデルを中心に,顕世代におけるグローバル炭素循環モデルについて解説した。最新のGEOCARBモデルによれば,顕世代の大気CO₂濃度に対する影響が最も大きいのは,気候感度と維管束植物である。

シソーラス用語： 顕生代 ,  シミュレーション ,  *炭素循環 ,  風化作用 ,  濃度 ,  *二酸化炭素 ,  全球規模 ,  火成活動 ,  変成作用 ,  大気中
準シソーラス用語： 数値シミュレーション

分類 (1件)： 地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 顕生代 ,  グローバル ,  炭素循環 ,  大気 ,  CO2 ,  数値シミュレーション