N<sup>21</sup>,N<sup>22</sup>-エテノ架橋したポルフィリンに配位された銅錯体の調製とフェノール誘導体の光酸化への応用

TAKAO Yuko; MATSUMOTO Fukashi; MORIWAKI Kazuyuki; MIZUNO Takumi; OHNO Toshinobu; SETSUNE Jun-Ichiro

文献

J-GLOBAL ID：201502217814215872 整理番号：15A0918552

N²¹,N²²-エテノ架橋したポルフィリンに配位された銅錯体の調製とフェノール誘導体の光酸化への応用

Preparation of copper complexes coordinated by N²¹,N²²-etheno bridged porphyrin and the application to photooxidation of phenol derivatives

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資料名：
巻： 19 号： 6 ページ： 786-793 発行年： 2015年06月
JST資料番号： W1020A ISSN： 1088-4246 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：シンガポール (SGP) 言語：英語 (EN)

特異な2座配位子として,N²¹,N²²-エテノ架橋したポルフィリンに配位された銅錯体を合成し,その構造と光触媒への応用を研究した。合成した銅錯体は,有機溶媒中のフェノール誘導体を,酸素存在下,可視光照射によって光酸化活性を示した。また,この錯体はシリカゲル上に固定され,水溶液中のフェノール誘導体を光酸化する不均一系触媒として高い活性を示し,反応後も容易に再活性化して再利用可能であった。両光酸化反応の活性種は,反応中にCu(I)錯体が酸化されて生成する,N²¹,N²²-エテノ架橋ポルフィリンジの(μ-ヒドロキソ)二銅(II)錯体であることが解った。

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八員環以上の複素環化合物 , 第11族,第12族元素の錯体 , 光化学反応

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N21,N22-エテノ架橋したポルフィリンに配位された銅錯体の調製とフェノール誘導体の光酸化への応用

N²¹,N²²-エテノ架橋したポルフィリンに配位された銅錯体の調製とフェノール誘導体の光酸化への応用