文献

J-GLOBAL ID：201502217871156610   整理番号：15A0605319

糖尿病における胎盤過血管形成での,グルコースとインスリンと酸素の関わり

Glucose, Insulin, and Oxygen Interplay in Placental Hypervascularisation in Diabetes Mellitus

著者 (3件)： CVITIC Silvija (Medical Univ. Graz, Graz, AUT) ,  DESOYE Gernot (Medical Univ. Graz, Graz, AUT) ,  HIDEN Ursula (Medical Univ. Graz, Graz, AUT)
資料名： BioMed Research International (Web)  (BioMed Research International (Web))
巻： 2014  号： Pharmacology  ページ： 145846 (WEB ONLY)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U7008A  ISSN： 2314-6133  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胎盤血管系は,胎児の成長要求を維持するために妊娠経過中に急速に展開する。血管新生と血管増殖は胎盤中で発現するかまたは胎児循環中に存在する様々な成長因子により促進され,調節される。腫瘍のように,低酸素症は,様々な血管新生促進因子の発現を刺激し得るため,血管新生の主要な調節因子である。慢性胎児低酸素症は,多くの場合,胎児の高血糖症と高インスリン血症の結果として,母体糖尿病を併発した妊娠中にしばしば発見される。両方は,ホルモン,成長因子および炎症性サイトカインのレベル変化と関連しており,これらは血管新生促進的に作用するため,胎盤血管形成と血管発達に影響を与える可能性がある。実際に,糖尿病の胎盤は過血管新生を特徴とし,糖尿病的代謝撹乱に応じた高い胎盤可塑性を示す。本レビューでは,胎盤血管新生の主要な調節因子と,子宮内の糖尿病環境がどのようにこれらの発現を変化させるかについて述べる。過血管形成糖尿病胎盤の観点で,血管新生促進因子に焦点を当てた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *糖尿病 ,  *胎盤 ,  *血管新生 ,  *薬理作用 ,  インスリン ,  酸素 ,  *胎児 ,  *増生 ,  妊娠 ,  成長因子 ,  低酸素症 ,  高血糖症 ,  高インスリン血症 ,  *妊娠合併症 ,  炎症性サイトカイン ,  VEGF ,  FGF【成長因子】 ,  タンパク質 ,  エリスロポイエチン ,  インターロイキン6 ,  TNFα ,  ソマトメジン ,  レプチン ,  アディポネクチン ,  ヘキソース ,  アルドース ,  血管形成術 ,  血管外科 ,  バルーン拡張法
準シソーラス用語： IL6 ,  アンギオポイエチン ,  インスリン様成長因子 ,  過形成 ,  *過血管形成 ,  癌壊死因子α ,  血管形成 ,  *血管新生促進効果 ,  血管増殖因子 ,  調節因子 ,  *妊娠糖尿病 ,  慢性低酸素症

分類 (3件)： 血管系  (EJ04030O) ,  生殖生理一般  (EJ15010E) ,  代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

物質索引 (1件)： グルコース

タイトルに関連する用語 (6件)： 糖尿病 ,  胎盤 ,  血管形成 ,  グルコース ,  インスリン ,  酸素