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J-GLOBAL ID:201502217880288791   整理番号:15A1066156

2012年初夏の黒潮続流前線への海洋大気境界層と下層雲の応答

Marine atmospheric boundary layer and low-level cloud responses to the Kuroshio Extension front in the early summer of 2012: three-vessel simultaneous observations and numerical simulations
著者 (9件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 511-526  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海洋大気間境界層(MABL)における,海洋フロントの熱的構造と雲形成への効果を特定するために,2012年初夏の黒潮続流に沿った海面水温(SST)フロントを全体で横断する5隻の海洋観測船による集中気象観測が行われた。観測船のうち3隻は7月2日から6日の間,緯度方向に30分か45分の距離感覚で東経143度に沿って一斉に整列し,SSTフロントを4度横断する往復観測を行った。SSTフロントは大変明瞭で3日のうちに約50km北へと移動し,これは客観的に解析されたSSTのデータセットにでは上手く再現されていなかった。この観測によって,海面での雲底高と下向きの長波放射(DLR)に部分的に見えていた,SSTフロントを横切るMABLの中規模構造の急速な変化が捕捉された。暖水上で観測された下層雲の雲底高度はMABL内の強い乱流混合の結果であり,それは北側で顕著になった。もっとも頻繁に測定されたDLRの値はSSTフォロントの南側で北側よりも20Wm-2大きかった。前線によるSSTの勾配を持たせない高解像度の大気モデル実験から,水温勾配がMABL構造と下層雲に決定的な重要性を持つことを確認した。モデル内で再現されたSSTフロントの印象はモデルの下層境界に配置されたSSTデータに大きく影響されている。Copyright 2014 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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海洋の構造・力学・循環  ,  プラネタリー境界層 
引用文献 (29件):

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