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J-GLOBAL ID:201502217968972242   整理番号:15A1107196

腸の筋線維芽細胞CCD-18Co細胞におけるアサイー(Euterpe oleracea Martius)からポリフェノールの抗炎症活性

Anti-inflammatory activity of polyphenolics from acai (Euterpe oleracea Martius) in intestinal myofibroblasts CCD-18Co cells
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 3249-3256  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アサイー(Euterpe oleracea Martius)を含むポリフェノールの含有量の高い熱帯果実の需要は,健康効果と抗酸化特性を有することに基づいて増加している。本研究では,ヒト結腸筋線維芽細胞系CCD-18Co細胞におけるアサイーのポリフェノールの抗炎症活性を活性酸素種(ROS)の抑制及び炎症性蛋白質のmRNAと蛋白質発現を調べて評価した。アサイー抽出物の非細胞毒性濃度である1~5mgガロ酸当量/Lを選択した。ROSの発生はリポ多糖類(LPS)により誘導し,アサイー抽出物は部分的にこの影響をLPS対照の0.53倍まで逆転した。アサイー抽出物(5mgGAE/L)は,腫瘍壊死因子α,TNF-α(0.42倍まで),シクロオキシゲナーゼ2,COX-2(0.61倍まで),toll様受容体-4,TLR-4(0.52倍まで),TNF受容体関連因子6,TRAF-6(0.64倍まで),核因子κ-B,NF-κB(0.76倍まで),血管細胞接着分子1,VCAM-1(0.71倍まで)及び細胞間接着分子1,ICAM-1(0.68倍まで)のLPS誘導性mRNA発現をダウンレギュレートした。COX-2,TLR-4,p-NF-κB及びICAM-1の蛋白質レベルはLPSにより誘導され,アサイー抽出物は,部分的に用量に依存してこの影響を逆転した。これらの結果は腸細胞におけるアサイーポリフェノール抽出物の抗炎症作用は,少なくとも部分的にROSの阻害及びTLR-4とNF-κBの発現を介して,媒介されることを示唆している。結果は,腸の炎症予防におけるアサイーポリフェノールの可能性を示すものである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  動物に対する影響 

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