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J-GLOBAL ID：201502218037617119   整理番号：15A1061669

老化と疾病における蛋白質恒常性の生物学

The Biology of Proteostasis in Aging and Disease

著者 (2件)： LABBADIA Johnathan (Northwestern Univ., Illinois) ,  MORIMOTO Richard I. (Northwestern Univ., Illinois)
資料名： Annual Review of Biochemistry  (Annual Review of Biochemistry)
巻： 84  ページ： 435-464  発行年： 2015年 
JST資料番号： A0490A  ISSN： 0066-4154  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 正常な細胞内の蛋白質は,その量と質がプロテオスタシスネットワーク(PN)により一定に保たれている。PNにより,蛋白質合成,フォールディング,異常蛋白質の分解等のバランスが保たれ,蛋白質の凝集も抑制されている。PNが異常になると,Perkinson病,Huntington病,Alzheimer病,ALSのような神経変性疾患を初めとして様々な疾患が引き起こされる。PNの構成成分や活性は,発生過程,加齢,生理的条件,およびストレスにより,常に変化している。PNの組成や活性が様々な細胞および組織においてどのように変化するか,シャペロン(熱ショック蛋白質など)の役割,蛋白質分解経路,ストレス応答経路の損傷などについて解説し,PNの破綻がどのように疾病を引き起こすかについて,C.elegansやショウジョウバエなどをモデルとした研究を概説した。

シソーラス用語： 代謝性疾患 ,  *ホメオスタシス ,  *老化 ,  *シャペロンタンパク質 ,  ストレス ,  細胞情報伝達 ,  タンパク質分解 ,  折畳み構造 ,  凝集 ,  *神経系疾患 ,  筋萎縮性側索硬化症 ,  Caenorhabditis elegans ,  ショウジョウバエ ,  細胞生理 ,  タンパク質プロセシング
準シソーラス用語： UPR ,  コンフォメーション病 ,  *プロテオスタシス ,  神経変性疾患 ,  蛋白質ミスフォールディング ,  蛋白質凝集 ,  蛋白質恒常性欠損

分類 (3件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 老化 ,  疾病 ,  蛋白質恒常性 ,  生物学