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J-GLOBAL ID：201502218064405948   整理番号：15A1356383

回転消耗ツールを用いる薄いアルミニウム合金シート上への新しいホール充填技術

A New Hole-Filling Technique onto Thin Aluminum Alloy Sheets Using a Rotational Consumable Tool

著者 (2件)： NAKAJIMA Takeshi (Dep. of Mechanical Engineering, National Inst. of Technol., Ichinoseki Coll.) ,  SATO Akinori (Dep. of Mechanical Engineering, National Inst. of Technol., Ichinoseki Coll.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 56  号： 12  ページ： 2092-2094 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 摩擦溶接を利用して穴を満たす従来の技術,摩擦ハイドロピラープロセシング(FHPP)や摩擦テーパスタッド溶接(FTSW)とは異なる新しいホール充填技術を開発した。新しい方法の摩擦は,穴径より大きな直径の回転消耗ツールを用いて穴を溶接する。新しい方法はアルミニウム合金のような軟らかい合金に適用でき,消滅する薄いシートの穴を作るのに適しており,この観点からFHPPとFTSWより優れている。加えて,非消耗ツールを用いる穴充填法と違って,新法はシート厚さを減少させない。新法を用いて作ったサンプルの断面観察では,穴は圧縮変形のため消滅した。加えて,サンプル内には欠陥を観察しなかった。結晶粒観察は,ワークピースとツールの間の摩擦溶接による溶接線を実証し,動的再結晶化から導かれた結晶粒を観察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 穴 ,  充填 ,  *アルミニウム合金 ,  薄板 ,  金属板 ,  回転 ,  工具 ,  消耗 ,  *スタッド溶接 ,  *摩擦溶接 ,  断面 ,  圧縮変形 ,  結晶粒 ,  工作物 ,  溶接線 ,  動的再結晶 ,  試験片

分類 (1件)： 溶接技術  (WC07030G)

引用文献 (14件)：

• 1) TWI, Leading edge, Friction hydro pillar processing, (TWI Connect Press, June, 1992).
• 2) E. Nicholas: Weld. World 47 (2003) 2–9.
• 3) A. Ambroziak and B. Gul: Arch. Civil Mech. Eng. 7 (2007) 67–76.
• 4) T. Shinoda and T. Fujikawa: Collected Abstracts of the 2003 Autumn Meeting of the Japan Welding Society, (2003) pp. 16–17.
• 5) T. Shinoda and T. Fujikawa: Collected Abstracts of the 2003 Spring Meeting of the Japan Welding Society, (2004) pp. 118–119.

タイトルに関連する用語 (4件)： 消耗 ,  ツール ,  アルミニウム合金 ,  ホール