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J-GLOBAL ID：201502218129388159   整理番号：15A1029606

パルス陽電子ビームによるイオン損傷の熱緩和の実時間観測

Real-time observation of thermal relaxation of ion damage by pulsed positron beams

著者 (6件)： MIZUNO S. (Kyoto Univ.) ,  TSUTSUMI H. (Kyoto Univ.) ,  KINOMURA A. (Kyoto Univ.) ,  SUZUKI R. (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Tsukuba) ,  TSUCHIDA H. (Kyoto Univ.) ,  ITOH A. (Kyoto Univ.)
資料名： Annual Report of Quantum Science and Engineering Center  (Annual Report of Quantum Science and Engineering Center)
巻： 17  ページ： 21-23  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： L6689A  ISSN： 1345-0700  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン損傷の熱緩和の時間依存性を陽電子消滅寿命分光法によるポンププローブ実験により測定した。石英ガラス試料に160keVのHe⁺イオンを300~573Kで照射した。寿命スペクトル(o-Psピックオフ消滅成分)の変化を照射後の時間の関数として測定し,イオン損傷の緩和時間に関する情報を得た。緩和時間は試料温度に依存し,300Kでは450±230msと推定された。323K以上では,熱拡散の上昇により緩和時間は短くなった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 陽電子ビーム ,  *照射損傷 ,  *緩和現象 ,  *石英ガラス ,  スペクトロスコピー ,  寿命 ,  *陽電子消滅 ,  時間依存性 ,  緩和時間 ,  熱拡散 ,  イオン照射 ,  ポンププローブ法
準シソーラス用語： 実時間測定 ,  *熱緩和 ,  *陽電子消滅寿命分光法

分類 (1件)： その他の物質の放射線による構造と物性の変化  (BK16124V)

タイトルに関連する用語 (7件)： パルス ,  陽電子ビーム ,  イオン ,  損傷 ,  熱緩和 ,  実時間 ,  観測