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J-GLOBAL ID：201502218132557930   整理番号：15A1368571

膜製造中の持続可能な廃水処理および再生利用

Sustainable wastewater treatment and recycling in membrane manufacturing

著者 (7件)： RAZALI Mayamin (School of Chemical Engineering & Analytical Sci., The Univ. of Manchester, The Mill, Sackville Street, Manchester ...) ,  KIM Jeong F. ,  ATTFIELD Martin ,  BUDD Peter M. ,  DRIOLI Enrico ,  LEE Young Moo ,  SZEKELY Gyorgy
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 17  号： 12  ページ： 5196-5205  発行年： 2015年12月30日 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜技術は,グリーンで持続可能なプロセスであると広く認められている;しかしながら,膜製造プロセス自体は,DMFおよびNMP等の有毒な溶剤で汚染された廃水が500億リッターを越え,グリーンから遠いことは,あまり知られていない。この緊急の問題は,しばしば見落とされ,膜製造の持続可能性を改善する最近の試みは,有毒な溶剤の,よりグリーンな代替品への置き換えに制限されている。膜工業の最近の調査から,そのような廃水は,膜製造プロセス中に生成する全廃棄物の95%を越えて寄与し,それらの処理は,厄介であると思われる。それ故に,膜工業における廃水の再生利用は,速く成長する膜市場を増加させるために,解決する緊急課題である。本論文において,連続した廃水処理プロセスを提案し,再生利用する水の品質を,膜製造および性能試験を通して確認する。7種類の異なるクラスの吸着剤-グラフェン,固有の細孔率を持つポリマー,刻み込んだポリマー,ゼオライト,金属有機骨組み,活性炭および樹脂について評価した。最良の吸着剤の等温線および速度挙動を,完全に特徴付け,なんらの性能損失の無い吸着剤の再生可能性を,10回までの廃水処理サイクルで確認した。廃水中の有機不純物の99%以上が,首尾よく除去出来て,再生利用水は,最終の膜性能に対して有害な影響無しに再利用できた。提案した廃水処理技術は,膜製造のプロセス質量強度(PMI)を,製造した膜のm²当たり99.9%減少できることを実証した。異なった再生法および廃水処理法のために必要なエネルギー任務は,吸着技術が最も効果的な方法で,製造した膜のm²当たり約1200kJの最低のエネルギー必要条件であることを明らかにした。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *廃水処理 ,  産業廃水 ,  膜 ,  *技術 ,  生産工程 ,  水の再利用 ,  *吸着 ,  吸着剤 ,  吸着速度 ,  吸着等温式 ,  エネルギー消費
準シソーラス用語： *産業廃水処理 ,  *膜技術

分類 (4件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  産業廃水処理  (SC03080D) ,  その他の廃水処理・処分  (SC03070S) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I)

タイトルに関連する用語 (2件)： 廃水処理 ,  再生利用