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J-GLOBAL ID:201502218179945202   整理番号:15A1311335

伊勢湾内のアマモ場における炭素固定量の検討

A FUNDAMENTAL STUDY ON CARBON STORAGE BY ZOSTERA MARINA IN ISE BAY
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.1381-I.1386 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ブルーカーボンと呼ばれる海洋生態系によって固定される炭素のうち,沿岸域における炭素固定は,主にマングローブや塩性湿地,干潟や藻場によって行われている.本研究では,伊勢湾内の造成アマモ場と天然アマモ場において,炭素固定量の定量的な評価を実施した.年間の現存量の変化より,アマモ草体の生産量と枯死量を,明暗条件のチャンバーを用いた現場実験により,アマモの呼吸量と光合成量を算出した.その結果,生産量(光合成量)と枯死量,呼吸量の総和から年間のアマモの炭素固定量を推定すると,造成と天然アマモ場でそれぞれ,225g-C/m2/year, 180g-C/m2/yearと推算でき,安定的な天然アマモ場と比較して生産量の高い造成アマモ場のほうが炭素固定量が高くなった.両海域アマモ場全域における炭素収支は造成アマモ場(2ha)で4.5t-C/year, 天然アマモ場(100ha)で180t-C/yearの炭素をブルーカーボンとして固定していることが分かった.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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沿岸海洋物理学  ,  海藻類 
引用文献 (9件):
  • 1) Nellemann, C., Corcoran, E., Duarte, C. M., Valdes, L., DeYoung, C., Fonseca, L., Grimsditch, G. (Ed.) (2009) : Blue carbon: The role of healthy oceans in binding carbon. A Rapid Response Assessment. United Nations Environ- ment Programme, GRIDArendal. pp. 1-78.
  • 2) 理科年表 2010年版(2009):自然科学研究機構国立天文台編,丸善株式会社,pp. 1041.
  • 3) 新崎盛畝(1949):アマモ・コアマモの生態,日本水産学会誌,第16巻,第2号,pp. 70-76.
  • 4) 平成25年度地球温暖化対策推進費委託事業「藻場・干潟の炭素吸収資源評価と吸収機能向上技術の開発」報告書(2014):独立行政法人水産総合研究センター・瀬戸内海区水産研究所,pp. 71-90
  • 5) Carlos M. Duarte and Just Cebrian(1996) : The fate of marine autotrophic production, Li, nol. Oceanogr., 41(8), pp. 1758-1766.
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