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J-GLOBAL ID:201502218265724189   整理番号:15A0894650

SUS304ステンレス鋼とFe-Cr系合金のろう付継手の耐食性の評価

Evaluation of Corrosion Resistance of SUS304 Stainless Steel Joint Brazed with Fe-Cr System Alloy
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 215-221  発行年: 2015年07月20日 
JST資料番号: F0907C  ISSN: 2186-702X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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SUS304ステンレス鋼ろう付用の高価なNi基ろう材の代替材料として,Fe-20Cr-43Ni-10PとFe-20Cr-20Ni-8.0P-5.0Si-2.0Moの2種類のFe-Cr系ろう材を開発した。新しいろう材を用いたろう付継手の耐食性を調べ,通常のNi基ろう材と比較した。Fe-20Cr-43Ni-10PおよびFe-20Cr-20Ni-8.0P-5.0Si-2.0Moろう材を用いたろう付継手のフィレット部の微細組織は,初晶と最終凝固部から成っていた。後方散乱電子画像観察において最終凝固部に暗灰色相と明灰色相が認められた。Fe-20Cr-43Ni-10Pろう材の最終凝固部中の明灰色相は,Cr欠乏相が生成したため,優先的に腐食した。一方,Fe-20Cr-20Ni-8.0P-5.0Si-2.0Moろう材では,明灰色相はCr含有量が多いため,暗灰色相が優先的に腐食した。Ni基ろう材と比較して,Fe-20Cr-20Ni-8.0P-5.0Si-2.0Moろう材の耐食性はわずかに劣っていた。一方,Fe-20Cr-43Ni-10Pろう材はCr欠乏相が生成したため,同等の耐食性は得られなかった。Fe-20Cr-43Ni-10Pろう材におけるCr欠乏相の生成は体積率と関連していることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ろう付  ,  腐食基礎理論,腐食試験  ,  変態組織,加工組織 
引用文献 (15件):
  • 1) R. Chein and J. Chen: International Journal of Thermal Sciences, 48 (2009) 1627-1638.
  • 2) M. A. Al-Nimr, M. Maqableh, A. F. Khadrawi and S. A. Ammourah: International Communications in Heat and Mass Transfer, 36 (2009) 385-390.
  • 3) K. Foli, T. Okabe, M. Olhofer, Y. Jin and B. Sendhoff: International Journal of Heat and Mass Transfer, 49 (2006) 1090-1099.
  • 4) N. R. Philips, C. G. Levi, and A. G. Evans: Metallurgical and Materials Transactions A-Physical Metallurgy and Materials Science, 39A (2008) 142-149.
  • 5) W. Takehiko, W. Ken, Y. Atsusi and S. Tomohiro: Quarterly Journal of JWS, 29-4 (2011) 241-247.
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