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J-GLOBAL ID:201502218375542515   整理番号:15A0995715

多重ダイズ品種における転化反復-SMV-HC-Pro遺伝子由来のダイズモザイクウイルス抵抗性の特性化

Characterization of Soybean mosaic virus resistance derived from inverted repeat-SMV-HC-Pro genes in multiple soybean cultivars
著者 (9件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 1489-1505  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ここに筆者らは,トランスジェニックダイズにおけるダイズモザイクウイルス(SMC)抵抗性を示す。転化反復-SMV-HC-Pro遺伝子を含む構成による5つのダイズ遺伝子型の形質転換は高いSMV抵抗性を誘導した。葉塗布アッセイ,ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)の検証およびLibertyLinkストリップ検出によって,105T0と1059T1植物が導入遺伝子ポジティブと確認できた。サザンブロッティングで,T-DNAのゲノムDNAへの挿入を確認し,低コピー組み込みパターンが明らかになった。ほとんどのT0植物は稔性があり,外生遺伝子を子孫へ伝えた(3:1または15:1の割合)。T1世代では,ウイルス抵抗性はSMV(SC3系統)接種後目視で評価し,441植物が高度抵抗性(HR)であった。SMV病の割合を,0=症状なしと4=過度の巻葉を有するモザイク症状のスケールで分類した。ポジティブなT1植物では平均病害率は1.42(0.5~2.14)で,非組み換え植物は3.2(2~4)であった。T2世代で,75導入遺伝子ポジティブ植物にSC3を接種し,57HR植物を同定した。ウイルス誘導性種皮斑は抵抗性系統では見られなかった。定量リアルタイムPCRと二重抗体サンドイッチ酵素結合イムノソルベントアッセイを用いて,植物のSMVレベルの解析を行った。その結果,無ウイルスまたはウイルス含量の経時的減少を示し,可視的な実験結果を支持した。これは,多重ダイズ品種に転化反復-SMV-HC-Pro遺伝子導入によって誘導されたSMVに対する病原体由来の抵抗性を示す最初の報告である。筆者らの発見は,RNA干渉を用いたトランスジェニックSMV抵抗性の研究に寄与する。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  豆類  ,  ウイルスによる植物病害 

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