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J-GLOBAL ID:201502218407871575   整理番号:15A0837820

エチレンによって生じるデンドロビウム属の花芽の水浸症状に伴ってのリポキシゲナーゼ活性とホスホリパーゼD活性の上昇,及びPLD遺伝子の発現

Ethylene-induced water soaking in Dendrobium floral buds, accompanied by increased lipoxygenase and phospholipase D (PLD) activity and expression of a PLD gene
著者 (5件):
資料名:
巻: 108  ページ: 48-53  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W1912A  ISSN: 0925-5214  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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デンドロビウム品種Juree Redの花序を外部添加エチレンに短期暴露すると,先ず花被片に電解質漏出が見られた後,水浸症状が発生した。また,この電解質漏出に先駆けて,花被片中のホスホリパーゼ(PLD)及びリポキシゲナーゼ(LOX)活性の上昇が見られた。また,エチレン暴露すると,花被片中に一つのPLD遺伝子の発現が見られたが,この発現は,PLD活性の最初の上昇を説明するにはかなり遅い時期の発現であった。エチレン作用拮抗物質の一つであるメチルシクロプロペン(1-MCP)は,このPLD遺伝子の発現を抑制した。PLD遺伝子の発現は,エチレンによって下方制御され,1-MCPによって上方制御され,LOX活性の上昇の説明にはならなかった。5°Cの低温が水浸症状を発生させ,PLDを活性化するには,内生エチレンが必要であることがすでに分かっている。本研究結果は,このような低温の影響が内生エチレンによって引き起こされることを強く支持していた。以上の結果から,低温によって生成したエチレンが,原形質膜に障害を与え,これにPLD活性及びLOX活性が関与している可能性が示唆された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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花き・花木  ,  植物の生理的障害一般 
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