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J-GLOBAL ID：201502218431186904   整理番号：15A0652802

ガンの温熱化学療法に対する両親媒性薬担体としてポリマー安定化Fe₃O₄-グラフェン

Polymer Stabilized Fe₃O₄-Graphene as an Amphiphilic Drug Carrier for Thermo-Chemotherapy of Cancer

著者 (3件)： SWAIN Akshaya Kumar (Indian Inst. of Technol.-Bombay, Maharashtra, IND) ,  PRADHAN Lina (Indian Inst. of Technol.-Bombay, Maharashtra, IND) ,  BAHADUR Dhirendra (Indian Inst. of Technol.-Bombay, Maharashtra, IND)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 7  号： 15  ページ： 8013-8022  発行年： 2015年04月22日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大量に実現できるポリマー安定化Fe₃O₄-グラフェン(PIG)の簡便なワンポット合成を報告する。PIGは架橋ポリマーの存在により良好なコロイド安定性を示し高濃度でも生体適合性である。複合体の生体適合性はHeLa細胞株を用いて活性酸素種の割合を計数することで試験した。PIGは良好な荷重効率および容量により疎水性および親水性薬の両方を荷重,放出する能力を示す。PIGの薬物荷重効率は,ドキソルビシン(DOX)およびパクリタキセル(PTXL)に対して,各々~87%と~91%であると測定される。癌の温熱化学療法に対する指標を最適化するためDOX結合PIGの時間依存的細胞内集積を試験した。薬剤と熱の相乗効果が癌細胞を死滅させるうえで観察され,アポトーシス細胞集団を計数することで確証した。しかし,PIGは,化学療法剤の欠損下でも温熱療法単独でも良好な抗増殖活性を示すことが注目されている。

シソーラス用語： *グラフェン ,  *薬物担体 ,  *両親媒性 ,  *ワンポット合成 ,  HeLa細胞 ,  *腫瘍 ,  *温熱療法 ,  *薬物療法 ,  *酸化鉄 ,  安定化 ,  安定性 ,  生体適合性高分子 ,  作用
準シソーラス用語： コロイド安定性 ,  ポリマ安定化 ,  *温熱化学療法 ,  抗増殖活性 ,  *四三酸化鉄

分類 (2件)： 物理薬剤学  (GY01012A) ,  基礎腫よう学一般  (GE02010R)

タイトルに関連する用語 (6件)： ガン ,  温熱化学療法 ,  両親媒性 ,  担体 ,  ポリマー安定化 ,  グラフェン