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J-GLOBAL ID:201502218437436938   整理番号:15A1038838

前駆体としてPEGを用いて得たEu3+ドープGd2O3の合成,確性,シンチレーション特性の評価

Synthesis, characterization and evaluation of scintillation properties of Eu3+-doped Gd2O3 obtained using PEG as precursor
著者 (7件):
資料名:
巻: 648  ページ: 467-473  発行年: 2015年11月05日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1,3,5,7,10mol%のEu3+をもつEu3+ドープGd2O3を有機分子前駆体としてPEGを用いて合成した。得られた前駆体のTGAおよびDTA分析結果から,最終的な材料は700°C以上の温度の熱処理で得られることがわかった。その情報に基づき,全ての材料は大気雰囲気の下,オーブンで900,1000,1100°Cで4hの熱処理を行なって得た。XRD解析の結果,熱処理後の材料はGd2O3と同定され立方晶の結晶構造を有していることがわかった。結晶子サイズと微小歪をScherrerの式とWilliansom-Hallの方法を用いて,熱処理温度とEu3+濃度の関数として評価した。Raman分光もGd2O3相の形成を示したが,Eu3+濃度が高いものでは117cm-1付近のバンドが欠損しており,ホストマトリックス中へのこの挿入がいくつかのマトリックスの化学結合の切断を促進したことを示している。キセノンランプとX線源による255nmでの励起の下で,611nm付近に局在化した最大値を持つ,可視光領域における強い光ルミネセンス発光が観察された。この観察された発光は,Eu3+の配座間f-f遷移によるものである。5D0励起状態の寿命値は2.84~2.89msの間で,結晶系中でのEu3+の位置を示唆している。本研究の結果,紫外線領域での吸収用システム,太陽電池,像表示用機器,シンチレーションシステムへのこの材料の適用可能性が提示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  ,  塩基,金属酸化物  ,  無機化合物のルミネセンス 

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