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J-GLOBAL ID：201502218444884619   整理番号：15A0492014

フェムト秒光渦ピンセットによる楕円微小粒子の操作

Manipulating ellipsoidal micro-particles by femtosecond vortex tweezers

著者 (6件)： LIU Changxia (Harbin Inst. of Technol. at Weihai, Weihai, CHN) ,  GUO Zhongyi (Harbin Inst. of Technol. at Weihai, Weihai, CHN) ,  GUO Zhongyi (Hefei Univ. Technol., Hefei, CHN) ,  LI Yan (Harbin Inst. of Technol. at Weihai, Weihai, CHN) ,  WANG Xinshun (Harbin Inst. of Technol. at Weihai, Weihai, CHN) ,  QU Shiliang (Harbin Inst. of Technol. at Weihai, Weihai, CHN)
資料名： Journal of Optics  (Journal of Optics)
巻： 17  号： 3  ページ： 035402,1-8  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： D0538C  ISSN： 2040-8978  CODEN： JOOPCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ashkinによる最初の実験以来,微小粒子を非接触および非侵害で微小操作し,ピコ・ニュートン程度の力を測定する光ピンセットの能力が明らかにされてきた。最近,サイズがナノメートルからマイクロメートルに亘る様々なタイプの微小粒子を捕獲および制御するために,光ピンセットの応用が研究されている。光渦は螺旋状を呈した特異な性質を有し,微小粒子,あるいは生体分子に対する新しいタイプの操作法を提供する。光渦ビームから捕獲された微小粒子に軌道角運動量が与えられるので,捕獲された微小粒子はビーム内で回転する。本稿では,中心波長が800nmで,76MHzの繰り返し速度を持つレーザーを光源としたフェムト秒光渦ピンセットによるCuOの楕円微小粒子の操作を,理論および実験の両面から研究した結果を報告する。本研究で採用したセットアップでは,フェムト秒光旋回によって誘起される光トルクにより,微小粒子を安定して回転させ得ることが分かった。観察された効果に対する洞察を与えるために,2つの適切な理論モデルを確立した。一つは完全な吸収の前提に基づき,もう一方は光線追跡法を用いる。数値シミュレーションによる結果は,実験結果とよく一致することが分かった。

シソーラス用語： *フェムト秒レーザ ,  *渦 ,  *光トラッピング ,  *楕円形 ,  *微粒子 ,  角運動量 ,  *回転 ,  モデル ,  レンダリング ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *光渦 ,  軌道角運動量 ,  理論モデル ,  光線追跡法

分類 (1件)： レーザの応用  (BD04100V)

タイトルに関連する用語 (5件)： フェムト秒 ,  光渦 ,  ピンセット ,  楕円 ,  微小粒子