文献
J-GLOBAL ID:201502218455214624   整理番号:15A1268137

ヒトの口腔細胞システムと胃腸細胞システムにおける飲料水の文脈の上での酸化亜鉛,銀及び二酸化チタンの毒性プロファイル

Toxicity profiling of water contextual zinc oxide, silver, and titanium dioxide nanoparticles in human oral and gastrointestinal cell systems
著者 (9件):
資料名:
巻: 30  号: 12  ページ: 1459-1469  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
人工ナノ粒子(ENPs)は都市流出水及び産業流出水に含まれる副産物として環境に放出されるためにますます飲料水で検出されるようになってきている。極めて低濃度ではあってもENPsを含む水の部分的な再生利用はヒトの健康に計り知れない脅威をもたらす可能性がある。本研究では,3つの広範に用いられているENPs,酸化亜鉛,銀及び二酸化チタンが飲料水で存在しうる濃度範囲で口腔組織及び胃腸組織に対応する細胞システムに対して示す毒性について検討した。公表されているin silicoで予測した水で存在しうるENP濃度の範囲,100pg/l~100μg/lではすべての細胞システムに対して毒性は検出できなかった。ナノ粒子による有意な細胞毒性は100mg/lあたりから検出されだし,その毒性の強さは二酸化チタンNP>銀NP>酸化亜鉛NPの順であった。また細胞毒性がない10mg/lの酸化亜鉛NPが細胞内の酸化ストレスを増加させうることも見出した。細胞毒性効果をもたらすNPsの閾値濃度はそれぞれの金属及び金属酸化物の飲料水の許容濃度より少なくとも2桁から5桁高濃度であった。これらの知見に基づくと,水道水の現在推定される濃度のNPはヒトの口腔システム及び胃腸システムに対し細胞毒性をもたらすことはほとんどない。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  金属及び金属化合物の毒性 

前のページに戻る