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J-GLOBAL ID:201502218460502700   整理番号:15A0228676

Kandelia candel(メヒルギ)の葉緑体蛋白質の変化のプロテオーム解析は耐塩性と関係がある経路を明らかにする

Proteomic analysis of changes in the Kandelia candel chloroplast proteins reveals pathways associated with salt tolerance
著者 (9件):
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巻: 231  ページ: 159-172  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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植物の葉緑体は,塩ストレスに応答して最も影響を受けるオルガネラの1つである。実生の葉から抽出された葉緑体蛋白質が二次元ゲル電気泳動(2-DE)によって分離された。600を超える蛋白質スポットが各ゲル上で区別されることができた。58の差次的発現された蛋白質スポットが検出され,その内の46はマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型/飛行時間型質量分析(MALDI-TOF/TOF-MS)を介して同定されることができた。これらの蛋白質は,光合成,ATP合成,解毒および抗酸化プロセス,窒素同化および固定,蛋白質代謝およびテトラピロール生合成のような葉緑体代謝経路の複数の側面に関与していることが見出された。結果は,K.candel(テンニンカ目,メヒルギ)が標準的なあるいは高い光合成電子伝達効率およびほんの少し刺激されるCalvin回路を維持することにより,3日の測定期間の間最高500mMのNaClストレスに耐えることができたことを示した。その一方で,著者らは,葉緑体におけるROS捕捉,窒素同化,蛋白質分解およびシャペロン機能がK.candelの耐塩性にとっても重要であることを見出した。超微形態的および生理学的データは葉緑体プロテオーム結果と一致している。これらの研究結果は木本塩生植物における塩適応に関する知識の更なる探求を可能にし,将来的にはより多くの耐塩性植物の開発に寄与する可能性がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  光合成  ,  生物学的機能 

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