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J-GLOBAL ID:201502218473901701   整理番号:15A1073490

TMEM175は,リソソーム機能を制御するオルガネラ上のカリウムチャネルである。

TMEM175 Is an Organelle K+ Channel Regulating Lysosomal Function
著者 (5件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 1101-1112  発行年: 2015年08月27日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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カリウムは,細胞膜およびオルガネラ膜両方に接する最も豊富なイオンである。過去70年間にわたる徹底的な研究は,カリウムイオンが,いかにして細胞膜を通過して分泌,神経伝達および心拍などの基本的な細胞機能を制御しているのかを明らかにしてきた。しかし,カリウムイオンがリソソームやエンドソームのような細胞内オルガネラ膜を通過する機構は不明なままである。本稿で著者らは直接にオルガネラK+伝導を記録し,エンドソームとリソソーム上の主要なK+チャンネルであるKELを発見した。KELは未知の機能を有する蛋白質であるTMEM175により形成される。~80の細胞膜K+チャンネルとは異なり,TMEM175は6回膜貫通部分の2回の反復を有し,孔形成のために必要なGYGを含むK+チャンネル特有のシグネチャ配列を持つPループ領域を有しない。TMEM175を欠損するリソソームはK+伝導を示さず,顕著な脱分極ΔΨと[K+]の変化に対する小さな感受性を有し,また減弱した内腔側のpH安定およびオートファジーでのオートファゴソームとの異常な融合を有する。そのゆえTMEM175は,リソソーム膜K+透過性の分子メカニズムの基盤を成すK+チャンネルを構成する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (3件):
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