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J-GLOBAL ID:201502218474836105   整理番号:15A0861320

呼気で脂質代謝の検査を可能にするアセトンバイオスニファ(気相バイオセンサ)

An acetone bio-sniffer (gas phase biosensor) enabling assessment of lipid metabolism from exhaled breath
著者 (6件):
資料名:
巻: 73  ページ: 208-213  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト呼気または皮膚からは複数の揮発性有機物質(VOC)が放出される。血液や尿中化学物資と同じように,このような蒸気からもヒトの重要な情報を得る事ができる。超高感度なアセトン生化学式ガスセンサ(バイオスニファ)を開発して呼気中アセトン濃度を測定し,呼気のアセトン分析にて脂質代謝を評価した。フローセルにニコチンアミドジヌクレオチド(NADH)依存型第二アルコールデヒドロゲナーゼ(S-ADH)を固定化した膜を光ファイバNADH測定システム上に結合して光ファイバ生化学式ガスセンシングシステムを構築した。NADH測定には励起光源として335nmをピーク放出する紫外線発光ダイオードを使用した。NADHはS-ADHの酵素反応で消費され,その消費量はアセトン蒸気の濃度と比例した。NADHを含む燐酸塩緩衝液は生成物と過剰の基質をオプトードから洗い出すためにフローセルで循環した。PMTによりNADH由来の蛍光発光の変化を分析した。アセトン濃度が増加すると蛍光強度は低減した。蛍光強度とアセトン濃度の関係は20ppbから5300ppbの範囲で確認できた。この範囲には健常者と炭水化物代謝障害患者の呼気のアセトン濃度が含まれる。最後に,アセトンバイオスニファで絶食後にエルゴメーター上での運動負荷試験をしている間の呼気アセトンを測定した。呼気中アセトン濃度は運動後に著しく増加した。このバイオセンサは迅速で高感度かつ選択的脂質代謝測定に利用できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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分析機器  ,  脂質の代謝と栄養 
タイトルに関連する用語 (5件):
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