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J-GLOBAL ID:201502218483340996   整理番号:15A1280887

トウヒ材のPhanerochaete chrysosporiumによるリグニン分解性酸化開始時の遺伝子発現の調節

Regulation of Gene Expression during the Onset of Ligninolytic Oxidation by Phanerochaete chrysosporium on Spruce Wood
著者 (9件):
資料名:
巻: 81  号: 22  ページ: 7802-7812  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トウヒ材の白色腐朽菌P.chrysosporiumによるリグニンの酸化的分解時の遺伝子発現変化と酸化反応をトランスクリプトームと蛍光色素BODIPY581/591による酸化センシングビーズを用いて検証した。蛍光顕微鏡観察より,P.chrysosporiumによるリグニン酸化は木材接種後2~3日後に起き,酸化開始期に発現が変化する356遺伝子を特定した。これら遺伝子にはリグニンペルオキシダーゼ,マンガンペルオキシダーゼやこれら酵素に補助的な役割を果たす蛋白質が含まれていた。リグニン酸化分解初期においてはマンガンペルオキシダーゼによる脂質過酸化,セロビオースデヒドロゲナーゼによるFe3+還元,リグニン断片取込およびプロセシングに関わる遺伝子やチトクロームP450などの関与を示唆した。165の機能未知遺伝子も確認され,これら遺伝子解析によりP.chrysosporiumによる効率的リグニン酸化分解の分子機構解明と遺伝子操作による有効株生産が期待される。
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分類 (2件):
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代謝と栄養  ,  木材化学 

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