文献

J-GLOBAL ID：201502218496339210   整理番号：15A0812557

貿易統計を使用した国際海上コンテナ輸送コストの推計

著者 (1件)： 小坂浩之 (海上技術安全研)
資料名： 日本物流学会誌  (Journal of Japan Logistics Society)
号： 21  ページ： 263-270  発行年： 2013年05月31日 
JST資料番号： L6720A  ISSN： 1349-3345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際海上輸送コストの把握は,国際物流のモデル分析等で重要な課題の一つとなる。国際海上輸送コストの把握方法として,貿易統計を利用する方法が存在するが,貿易統計の不整合問題によって推計精度に問題が生じる。一方,OECDは,近年,国際海上輸送コストのデータベースを発表したが,現在の所では部分的であり,アジア域内等の国際海上輸送コストは把握できない。本研究は,OECDのデータを活用し,国際海上コンテナ輸送コストの推計方法を検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンテナ輸送 ,  コンテナ ,  *海上輸送 ,  *輸送費 ,  経済協力開発機構 ,  アジア ,  データベース
準シソーラス用語： OECD ,  海上コンテナ ,  *輸送コスト

分類 (2件)： 物的流通  (KA08000O) ,  原価管理  (KA05020P)

引用文献 (9件)：

• Vincent J. Geraci, Wilfried Prewo: Bilateral Trade Flows and Transport Costs, The Review of Economics & Statistics, Vol. 59, No. 1, pp. 67-74, 1977.
• Nuno Limão, Anthony J. Venables: Infrastructure, Geographical Disadvantage, Transport Costs, and Trade, The World Bank Economic Review, Vol. 15, No.3, pp. 451-479, 2001.
• United Nations: International Merchandise Trade Statistics Compilers Manual, ST/ESA/STAT/SER.F/87, United Nations Publication, 2004.
• 小坂浩之、布施正暁、鹿島茂:貿易統計の不整合問題-既存研究の整理と数量データを用いた調整-、運輸政策研究、Vol.15、 No.2、 pp20-31、2012.
• David Hummels, Volodymyr Lugovskyy: Are Matched Partner Trade Statistics a Usable Measure of Transportation Costs?, Review of International Economics, Vol.14, No.1, pp69-86, 2006.

タイトルに関連する用語 (2件)： 貿易 ,  統計