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J-GLOBAL ID：201502218508806014   整理番号：15A0938973

系統学的分析および変数タンデム反復分析は正準III型分泌系を欠如している非病原性Xanthomonas arboricola系統を特定する

Phylogenetic and Variable-Number Tandem-Repeat Analyses Identify Nonpathogenic Xanthomonas arboricola Lineages Lacking the Canonical Type III Secretion System

著者 (7件)： ESSAKHI Salwa (INRA, Beaucouze, FRA) ,  CESBRON Sophie (INRA, Beaucouze, FRA) ,  FISCHER-LE SAUX Marion (INRA, Beaucouze, FRA) ,  BONNEAU Sophie (INRA, Beaucouze, FRA) ,  JACQUES Marie-Agnes (INRA, Beaucouze, FRA) ,  MANCEAU Charles (INRA, Beaucouze, FRA) ,  MANCEAU Charles (Anses, Angers, FRA)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 16  ページ： 5395-5410  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クルミにおけるXanthomonas arboricola集団構造を調べた。27株の非病原性株を含む100株のX.arboricola菌株について解析を行った。多座位配列分析から,非病原性株は病原性株のクラスタから外れた,遺伝的に異なる系統であることが分かった。多座位タンデム反復分析から,非病原性株がX.arboricola病原型juglandisを含むクローン複合体とは異なるクラスタを形成することが分かった。多くの非病原性株が過敏応答を示さないという報告があったことから,過敏応答に関連した遺伝子の有無を調べたところ,非病原性株が正準III型分泌系(T3SS)をコードしたhrp-hrcクラスタを欠如していることが分かった。また,幾つかの3型エフェクタ遺伝子(T3E)のうち1つしか持っていないことも分かった。特に非病原性株CFBP7640およびCFBP7653は,T3SSおよびT3E遺伝子を1つも持たなかった。これらの知見はX.arboricolaの病原性および進化の解明に役立つ。

シソーラス用語： 細胞分泌 ,  植物病原菌 ,  *マイクロバイオーム ,  多重遺伝子族 ,  系統発生 ,  生物進化 ,  *病原性 ,  *VNTR ,  *Xanthomonas arboricola ,  非病原性菌 ,  *キサントモナス属 ,  *III型分泌装置 ,  *非病原力遺伝子 ,  *微生物 ,  *シュードモナス科
準シソーラス用語： *Xanthomonas ,  *RFLP ,  *III型分泌系 ,  *非病原性遺伝子

分類 (2件)： 微生物感染の生理と病原性  (EG03053T) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： 系統学 ,  分析 ,  変数 ,  タンデム反復 ,  III型分泌系 ,  欠如 ,  非病原性 ,  Xanthomonas ,  系統