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J-GLOBAL ID:201502218534941875   整理番号:15A0590127

信号検出理論の適用による環境ノイズの下での携帯電話呼び出し音量の決定

Applying signal detection theory to determine the ringtone volume of a mobile phone under ambient noise
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  ページ: 117-123  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: T0452A  ISSN: 0169-8141  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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携帯電話呼び出し音量を環境ノイズレベルに応じて自動的に調整する技術は開発されているが,その音量(db)を検討した研究は少ない。本研究では,大きな環境ノイズの下での呼び出し音量に関する設計アドバイスを示した。信号検出理論に基づいて,30名の被験者による二者択一強制選択トラッキングを実施し,ノイズの多い条件下での聴力スレッショルドを調べた。6つの実験条件,3つの純音周波数(500Hz,1000Hz,4000Hz)および2つのホワイトノイズレベル(70db,80db)の全ての組合せについて調べた。その結果,ノイズレベルが70dbから80dbに上がる場合,呼び出し音量は平均で10-15db程度上げるべきであることが判った。環境ノイズレベルに応じて音量を調節する場合,その音量は呼び出し音の周波数に応じて変化させる必要がある。また,被験者達が500Hzの純音に関して非常に敏感である理由から,大きな環境ノイズの下では,呼び出し音は低周波音の合成にすべきである。本研究の結果は,携帯電話の適応型呼び出し音に関する設計ガイドラインを作成する際に利用できる。さらに,デザイナは,本手法を用いて,様々な信号検出の機会を持つ通知や緊急警報などの他の聴覚シグナルを設計できる。産業との関連:本研究の結果は,環境ノイズレベルに応じて呼び出し音量を調整する際の呼び出し音の音量や周波数を検討しているデザイナに有用な情報を提供する。さらに,本研究で利用した手法は,携帯電話以外のモバイル機器の聴覚シグナルの設計に利用できる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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人間機械系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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