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J-GLOBAL ID:201502218545322116   整理番号:15A1078154

天然の細菌集団によるCr(VI)とフェノールの同時除去の最適化:共同汚染排水のバイオオーギュメンテーションためのその使用

Optimization of simultaneous removal of Cr (VI) and phenol by a native bacterial consortium: its use for bioaugmentation of co-polluted effluents
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巻: 119  号:ページ: 1011-1022  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:この研究は,アルゼンチンのコルドバ州エレナに局在する皮なめし工場周辺地域においてCr(VI)とフェノールを同時除去できる微生物または混合培養物の分離,同定と特徴付けのために設計した。また,栄養と物理的要因を,実際の流出液中の除去効率を向上させるために最適化した。方法と結果:Acinetobacterと桿菌属に属する二つの細菌株で構成されるコンソーシアムSFC 500-1を,地元の皮なめし工場のひどく汚染された廃水排出路から分離した。SFC 500-1は,環境に適切な濃度(1000 mg/l)でフェノールの除去が可能で,Cr(VI)をCr(III)に還元し細菌バイオマス中に固定化した。コンソーシアムは,広範囲な物理化学的条件下と様々な増殖培地で皮なめし工場排水におけるこれらの汚染物質を同時除去した。結論:様々な合成増殖培地および高効率で単離された流出物中であっても,同時にCr(VI)を還元しフェノールを分解するSFC 500-1の能力は,このコンソーシアム排水の生物処理のための有力な候補となった。研究の意義と影響:本知見は,工業排水には有害物質の複雑な混合物のみならずしばしばバイオレメディエーションプロセスに影響を与える在来のフローラが存在することを考慮して重要であった。バイオレメディエーションに対して天然の細菌を利用することの生態学的利点のみならず,Cr(VI)とフェノールを同時除去するためのコンソーシアムSFC 500-1の高効率を考慮すると,これがバイオオーギュメンテーション戦略を通じて汚染排水の生物処理を改善するための適切な生物学的システムとなり得た。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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代謝と栄養  ,  産業廃水処理 

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