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J-GLOBAL ID:201502218564245946   整理番号:15A0109934

高感度に電流測定する過酸化水素バイオセンサのための自己集合したジペプチド金ナノ粒子ハイブリッド球

Self-assembled dipeptide-gold nanoparticle hybrid spheres for highly sensitive amperometric hydrogen peroxide biosensors
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  ページ: 392-398  発行年: 2015年04月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規な自己集合した中空構造のジペプチド金ナノ粒子(DP-AuNP)ハイブリッドミクロスフェアを,水溶液中に簡単なワンステップ方法で調製した。ペプチド球と,60°Cの水中で金イオンを金ナノ粒子に還元する目的で還元剤を同時に形成するための前駆体として,ジフェニルアラニン(FF)を使用した。走査電子顕微鏡(SEM)と透過型走査電子顕微鏡(TEM)により,形成したAuNPsはジペプチド球の内側と表面に局在していることが分かった。仲介するH2O2電流測定バイオセンサを構成するために,セイヨウワサビペルオキシダーゼ(HRP)をモデル酵素として,ジペプチドAuNPハイブリッド球上にさらに修飾した。紫外可視分光法で,修飾したHRPは元々の構造を維持していることが分かった。サイクリックボルタンメトリーにより,HRP/ジペプチド-AuNPハイブリッド球で修飾したグラッシーカーボン電極は,H2O2に対して高い電気触媒活性をもつことが分かった。このバイオセンサは,5.0×10-7から9.7×10-4Mまでの広い線形範囲があり,感度は28.3μAmM-1だった。検出限界は1.0×10-7Mであった(S/N=3)。さらに本バイオセンサーの再現性は良好で長期間安定であった。これらの結果より,ジペプチドAuNPハイブリッド球は,その優れた生体適合性と電荷移動能により,電気化学バイオセンサの作製に有望なマトリクスであることが分かった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分析機器  ,  ペプチド 
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