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J-GLOBAL ID：201502218568983152   整理番号：15A0924084

HACCP,新たな展開に向けて HACCPシステムの運用に対する消費者視点での期待

著者 (1件)： 戸部依子 (日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協)
資料名： 食品と科学  (Food Science)
巻： 57  号： 9  ページ： 60-65  発行年： 2015年08月10日 
JST資料番号： G0895A  ISSN： 0037-4105  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 食品の安全性におけるHACCPの意義,その他につき解説する。現在,消費者には多くの情報が出されるあまり,安全性と対応の妥当性判断が難しい。検査することへの過度の期待もある。また,ゼロリスクを求めたりもする。そういう中で,リスクに見合った管理がなされていることを伝える必要があり,そこにHACCP運用の意義がある。HACCPと消費者の関わりでは,プロセス管理の重要性の共有,消費者情報を知ること,製造工程管理を知らせること,決めた手順や基準が守られていることの確認と検証などが大事である。フードチェーン全体でのHACCPの構築と普及が望まれる。

シソーラス用語： *HACCP ,  *安全性 ,  リスク管理 ,  情報 ,  生産工程 ,  食品流通 ,  *食品安全性
準シソーラス用語： フードチェーン ,  消費者情報

分類 (2件)： 工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G)

タイトルに関連する用語 (6件)： HACCP ,  展開 ,  運用 ,  消費者 ,  視点 ,  期待