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J-GLOBAL ID:201502218614825672   整理番号:15A0851336

ダイズの栽培化と改良におけるヌクレオチド固定の影響

Impacts of nucleotide fixation during soybean domestication and improvement
著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号: Mar  ページ: 15:81 (WEB ONLY)  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: U7027A  ISSN: 1471-2229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:植物の栽培化ではヒトのニーズを満たすために野生種の形態や生理に対して複雑な改変を行う必要がある。ダイズの栽培化や改良における人為選択により野生種と栽培種のダイズ間で表現型の大幅な相違が生じることになる。有益な表現形質に対する強い選択圧によりダイズ品種の創始者集団においてヌクレオチド固定が短時間で引き起こる可能性がある。結果:利用できるシーケンシング目録の解析によれば,栽培品種で530万種,またダイズ生殖質で980万種の一塩基多様性が飽和状態に達していることが推定される。遺伝的多様性の損失により定義される選択的スウィープによれば,2255種と1051種の遺伝子が栽培化とその後の改良において,それぞれ関与していたことが明らかにされる。両プロセスが10万種のヌクレオチドの固定を取り入れたことが,野生種と栽培種のダイズにおける相違に寄与することになった。報告された量的形質遺伝子座(QTL)のメタ解析とヌクレオチド固定を伴った選択的シグナルにより,13種の農学的に重要な形質に関与すると推定される一連の候補遺伝子が特定される。人為的選択が介在したヌクレオチド固定によって,ダイズの形態や生理変化に関係する多様な分子機能や生物学的反応に影響した。それらの影響のなかで,耐病性遺伝子,環状ヌクレオチド開口型イオンチャンネルやテルペンシンセターゼに選択的なヌクレオチド固定が生じると,特に植物と病原体の間の相互作用に影響が認められる。結論:本研究の解析により,ダイズの栽培化や改良におけるヌクレオチド固定の影響が明らかとされ,将来においてQTLマッピングや分子育種を実践することが容易になると考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  豆類 
タイトルに関連する用語 (3件):
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