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J-GLOBAL ID:201502218637537178   整理番号:15A1073056

牛群および乳牛レベルでのStreptococcus agalactiaeの分子疫学および株特異的特性

Molecular epidemiology and strain-specific characteristics of Streptococcus agalactiae at the herd and cow level
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  号: 10  ページ: 6913-6924  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0282A  ISSN: 0022-0302  CODEN: JDSCAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Streptococcus agalactiaeのサブポピュレーションの宿主適応(それによって,一般にヒトにおける無症候性保菌または疾患と関連している株が,乳牛に乳房炎を引き起こす株とは表現型的および遺伝子型的に異なる)が記載されている。多座位配列タイピング(MLST)に基づくと,デンマークの乳牛群における最も一般的な株は,ヒトでも頻繁に検出される配列タイプ(ST)に属している。本研究の目的は,ウシ乳房炎に関連して,そのような株の疫学的および診断的特性を記述することであった。6つの牛群の1199頭の牛において,乳牛レベルのS.agalactiaeの有病率は,PCRに基づくと27.4%で,細菌学的培養に基づくと7.8%であると推定された。分房レベルの有病率は,細菌学的培養に基づくと2.8%と推定された。牛群ごとに,2~26の分離株をパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)およびMLSTによって特徴付けた。各牛群の中では,単一のPFGEタイプおよびSTが優勢であり,牛群内の接触伝播様式または点状源感染と一致した。牛群内のS.agalactiaeの展開の証拠が,両方のタイピング法により認められたが,STは,牛群ごとの単一のクローナルコンプレックス(CC)に属した。CC23(3牛群)の検出は,CC1(2牛群)またはCC19(1牛群)の検出と比べて,分房レベルでの有意に低い概算の数(コロニー形成単位)および乳牛レベルでの有意に低いサイクル閾値と関連したことから,CC23感染における低い細菌量が示唆された。感染分房の数および体細胞数(SCC)の中央値は,CC23に感染した乳牛がCC1またはCC19に感染した乳牛よりも,有意ではないものの数値的に低かった。すべてのCCについて,200000個/mLのSCCの閾値は,信頼性の低い感染状況指標であったため,S.agalactiaeの検出および撲滅運動の一環としてのSCCに基づく乳牛のプレスクリーニングは推奨すべきではない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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牛  ,  細菌による動物の伝染病  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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