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J-GLOBAL ID：201502218638968806   整理番号：15A0775824

PLANCKデータからの非可換時空への制限

Constraint on noncommutative spacetime from PLANCK data

著者 (3件)： JOBY P.K. (Indian Inst. Astrophysics, Bangalore, IND) ,  CHINGANGBAM Pravabati (Indian Inst. Astrophysics, Bangalore, IND) ,  DAS Subinoy (Indian Inst. Astrophysics, Bangalore, IND)
資料名： Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology  (Physical Review. D. Particles, Fields, Gravitation, and Cosmology)
巻： 91  号： 8,Pt.A  ページ： 083503.1-083503.6  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 1550-7998  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Planckスケールの物理事象を記述する有力な物理理論である量子重力あるいはストリング理論は,時空が非可換である可能性を示唆している。宇宙論的観測結果によれば,インフレーションはPlanckスケールの約3桁下から始まっている。したがって,宇宙マイクロ波背景(CMB)の温度および偏極に見られるゆらぎには,この非可換性の効果がエンコードされている可能性がある。この論文では,CMB温度ゆらぎの2点相関関数への時空の非可換性の効果を調べ,PLANCKからのCMBデータを用いてそのエネルギースケールへの制限を課した。その結果,非可換性のエネルギースケールに約20TeVの下限を課した。これは,WMAP,ACBAR,CBLからのデータを用いて得られた以前の結果より約因子2大きいものである。さらに,CMB偏極のEモードデータを含めてもこの制限は大きく変化しないことも示した。

シソーラス用語： 代数幾何学 ,  重力場の量子論 ,  理論 ,  宇宙黒体放射 ,  *インフレーション宇宙 ,  *Planckスケール ,  相関関数
準シソーラス用語： ストリング理論 ,  宇宙マイクロ波背景 ,  *非可換幾何 ,  量子重力

分類 (3件)： 素粒子と場の理論一般  (BF01010I) ,  宇宙線起源  (DB02020Q) ,  宇宙論  (DB07000D)

タイトルに関連する用語 (3件)： Planck ,  非可換時空 ,  制限