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J-GLOBAL ID：201502218642965927   整理番号：15A1245677

水素発生方法の現状と課題

著者 (1件)： 亀山秀雄
資料名： 静電気学会誌  (Journal of the Institute of Electrostatics Japan)
巻： 39  号： 5  ページ： 198-203  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： S0175A  ISSN： 0386-2550  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 二次エネルギーである水素は,現在の一次エネルギー需給計画の表面には出てきていないが,CO₂フリー燃料としての社会における役割は極めて重要である。エネルギー自給率が6%(2013年度値)の日本が,水素をどのように製造したら良いのか,本稿では,水素社会に必要な水素需要量とそれを製造する方法の面から解説する。水素社会における水素発生について,水素需要との関係で説明を行ったが,2030年以降に日本で水素が足りなくなる可能性が高く,海外からの水素生産を行って日本に輸入する状況が十分に起こりうる。現在もLNGを海外から輸入している。将来は,LNGに代わって海外で生産されたCO₂フリー水素を日本に輸入することで,CO₂削減目標を達成することになると考えられる。

シソーラス用語： *生産 ,  *製造 ,  *社会 ,  *需要 ,  *二酸化炭素 ,  *減少 ,  発生 ,  解析 ,  分析 ,  問題 ,  エネルギー資源 ,  水素 ,  一次エネルギー ,  比率 ,  液化天然ガス
準シソーラス用語： *水素製造 ,  *水素社会 ,  *二酸化炭素削減 ,  水素発生 ,  現状解析 ,  課題 ,  二次エネルギー ,  エネルギー自給率 ,  LNG【液化ガス】

分類 (2件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  ガス化,ガス化プラント  (YE02040Q)

引用文献 (9件)：

• 一般財団法人エネルギー経済研究所: CO₂フリー水素チェーン実現に向けたアクション研究会, 平成26年度報告書 http://www.iae.or.jp/wp/wp-content/uploads/2014/09/ap_fy2014._r2.pdf
• NEDO: 水素エネルギー白書 2014, 84頁 http://www.nedo.go.jp/content/100567362.pdf
• 町井克至: 水素サプライチェーン,実証から実装へ, 水素社会の兆し第8回, 大和総研 (2014年11月11日) http://www.dir.co.jp/research/report/esg/esg-place/esg-hydrogen/20141111_009120.pdf
• 環境省委託事業: 地域連携・低炭素水素技術実証事業, 山口県ホームページ http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/201504/030883.html
• 三菱化工機ニュース http://www.kakoki.co.jp/news/pdf/p140225.pdf

タイトルに関連する用語 (2件)： 水素発生 ,  現状